戯言:今更ながら任天堂のものづくりのすばらしさを知る、他

この記事は約 9 分で読めます

 どうもこんにちは、新しい物好きなので古いモノを滅多に使わないので、たまに使うと動いた時の感動が半端ない如月翔也(@showya_kiss)です。

 今日は任天堂のゲーム機づくりがものづくりとしては最高級にすばらしいな、というお話を中心にお送りしたいと思います。

任天堂のゲーム機づくりがものづくりとして最高に素晴らしいというお話

 最近ニンテンドースイッチでポケモンソードをプレイしてポケモンをコンプしたんですが、久々に(15年ぶりくらい)ポケモンを遊んで楽しいな、と思い、そう言えばゲームボーイアドバンスでファイアレッド・リーフグリーン、ルビー・サファイアのコンプデータあったよな、生きてるかしらと思ってジャンク入れの中に放り込んであったゲームボーイアドバンスを引っ張り出して電源を入れた所電源が入って、しかもデータを読み込んでくれてデータが生きていたのです。
 せっかくデータが生きているので、という事でこのデータを最新のポケモンホームに連れてこよう、と計画してDSのソフトを買ったり初代DSをジャンク入れから引っ張り出してきたり移行作業を実際に行ったりしたんですが、ふと思ったんです。ゲームボーイアドバンスっていつの製品だ、と。
 ゲームボーイアドバンスは2001年の製品、DS初代は2004年の製品です。もう15年以上前の製品なのに、ジャンク入れに放り込んでおいても電池を入れたり充電したりしたら使えるのです。ありえない耐久性です。ゲームカートリッジだって抜身でジャンク入れに入っていてホコリにまみれているのをふっと吹いて刺しただけで認識するのです。正直頑丈さはありえないレベルで、任天堂が子供のためにどれだけ頑丈なハードを設計したのかが分かる結果になったのです。
 そしてもう一つ、任天堂の素晴らしさはポケモンに詰まっていると言えて、GBAとDSと3DSを経由すると、ゲームボーイ(アドバンスですらない!)のデータをGBAからDS・3DSを経由して3DSからポケモンホームに送れるのです。ゲームボーイからゲームボーイアドバンス、ゲームボーイアドバンスからDS、DSから3DSでがっつり後方互換が取られており、前のハードで遊んだデータを新しいハードに引っ越す方法が用意されているのです。
 3DSからニンテンドースイッチへの直接的な互換性はないですが、3DSのポケモンバンクをポケモンホームに移動できる機能がポケモンバンクに実装されているので実質データ互換性は3DSとニンテンドースイッチ間にもあると言って良く、まあシールド・ソードで全部のポケモンが使えるわけではないのでデータの完全互換だとは言い切れないんですが少なくともポケモンホームには移動する手段が残っているのです。
 まあ考える事はみんな同じなのか今中古の初代DS、DS Liteなんかが高値で出品されているみたいですけども、ハードさえ用意できればソフトが生きている限りデータ移動が可能で、そのための直線ルートは残っているのです。ウェブサービスで言ってもポケモンバンクが継続の方向性なのでこれから古いゲームをクリアしても引越し引越しして最終的にポケモンバンクに送ればそこからポケモンホームには行けるのでしばらくは移動ルートは確保されているという事なので素晴らしい配慮だと思います。
 ポケモンはもう1世代以上を経過した作品で、親と子で遊べるゲームになっているので、親のデータを今から生き返らせて使えるというのは非常に大きなメリットで、自分のポケモンを子供のポケモンと対戦させてあの日の熱を思い出す事ができる、子供は親と一緒にポケモン対戦をしたりポケモン交換をしたりできる、という利点は素晴らしく、そこまで考えてポケモンバンクを続投させているのだとすれば任天堂は化け物です。まあ考えているんでしょうが。
 そもそも3DSにDSの互換がある時点で気が狂っていると思うんですが、3DSを用意する事でDSのソフトが遊べるので中古市場に出回っている中古のDSのソフト全てが「遊ぶ対象」として生きていて、未だに市場価値があるのです。ポケモンソウルシルバーなんて未だに3000円しましたからね。そしてその「生きている中古資産」を無視しないでキャッチアップできるポケモンである事で「これから始める」だけでなく「さかのぼって遊んでいく」と「昔から今にたどる」という事ができるようになっていて、もう素晴らしい、の一言に尽きるのです。

 という訳で、GBAのポケモンデータ生きてるっけ、と思って調べてみたら任天堂のものづくりの素晴らしさを知る結果になった、というお話なのでした。

実際の引っ越し作業について

 まあさっきまでは「引っ越しができる」「互換性がある」事の素晴らしさを説いていたわけですが、実作業としてはどうなの、というと鬼畜です。
 できるんですけども、非常に面倒くさいです。基本的にGBAからDS・DSからDS2段階目・DS2段階目から3DSに移動する各段階で面白くもないミニゲームで「6匹ずつ」ポケモンを連れてくる必要がありまして、いや6匹は手持ちの数なのでわからなくはないんですが、各世代で何匹ポケモン集めてると思います?というお話になるのです。
 私はとりあえずファイアレッド・リーフグリーンの150匹を3段階踏んで450ステップで移動してみましたが、まあ休日丸一日使う感じでしたね。これをルビサファの200匹でも同じ事をするのか、と思うと気が遠くなります。
 まあ一気に移動する事を考えて作られているのではないでしょうし、各段階で「引っ越し」をコンテンツとして遊ばせるにはどうすれば、という工夫の結果だとは思うんですが、個人的にはコンバーターを用意して一気に流し込むようにさせてくれ、と思います。実際にブラック・ホワイト/ブラック2・ホワイト2からの移行についてはボックス単位で一気に移行できるようになっていますし茶番であるミニゲームも消えたので任天堂も諦めてくれたんだなと思うんですが、できればGBAからDSに移行する段階で「ミニゲームは辞めてコンバーターで流し込ませよう」という判断をしてくれれば良かったのに、と思います。
 しかしまあハードを超えた引越方法を用意してくれている事には感謝ですし、その仕組みが今も生きていて引っ越しができるという事は大変ありがたいので、感謝しつつ砂を吐きながら引っ越し作業をやっていけばいいんじゃないかと思います。
 個人的には無理しない範囲でまずGBAからDSに移動して、DSからDS2段階目に移動して、DS2段階目から3DSに移動して、という感じで段階を踏みつつ日数をかけて引っ越すのがいいな、と思っていて、まあ良い暇つぶしですよね。必要作業だと思って一気にやろうとすればキツいですけども、隙間時間を使ってコツコツ引っ越していけばいつかは終わりますし、頭を無にして手を動かしたいニーズの時なんかにピッタリの作業じゃないかと思います。

私はこれから順を追ってポケモンをクリアしていく予定です

 私はファイアレッド・リーフグリーンとルビー・サファイアのコンプデータを持っていたので今移行していますが、この移行が終わったらDSのソウルシルバーから先にプレイしてハートゴールド、ダイヤモンド・パール・プラチナ、ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2・X・Y・サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン・アルファサファイア・オメガルビー・Let’sGoピカチュウ・Let’sGoイーブイの順でポケモン図鑑を埋めながらクリアしていこうかな、と思います。
 幸いな事にDSのソフトは全部ジャンク入れにありますし、3DSのソフトもYは持っているので後は中古で揃えていけばいいな、と思っており、とりあえずポケモンホームで全国図鑑完成を目標にコツコツやっていこうかな、と思っています。
 長い道のりなんですが、コツコツやっていくのって楽しいですからね!

 という訳でポケモン関係のお話をお届けしました。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!


Warning: Undefined array key "url" in /home/c2855771/public_html/techblog.show-ya.blue/wp-content/plugins/donorbox-donation-form/donorbox_embed_campaign.php on line 168