Google Chromeが閉じたウィンドウサイズを記憶しない場合(Chrome起動時のサイズを変更したい場合)

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 どうもこんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
 今日はGoogle Chromeが閉じたウィンドウサイズを記憶してくれない場合のトラブルシュートについてを中心に戯言編成でお送りしたいと思います。
 次回このサイズで起動したい、というサイズでGoogle Chromeを閉じたのに次回Google Chrome時に思ったサイズでGoogle Chromeが開かない場合にどうすれば良いかについてのお話しです。

Google Chromeは閉じたウィンドウサイズを記憶してくれるのですが

 Google Chromeというブラウザは基本的に「最後に閉じた」ウィンドウの場所とサイズを記憶していてくれて、次回Google Chromeを起動した時には前回閉じたウィンドウと同じ位置に同じサイズのウィンドウを開いてくれるようになっています。
 なので一度気に入ったサイズで画面をアジャストしたらそれで一回閉じてしまい、それからは同じ位置で開いて使って、を繰り返す事ができるようになっています。

今回Google Chromeが閉じたウィンドウサイズを記憶してくれなくなったのです

 しかし今回私のGoogle Chromeの挙動がおかしくなりまして、前回閉じたウィンドウサイズを記憶してくれなくなったのです。その代わりに画面いっぱいまでウィンドウを広げた状態で立ち上がるので画面全体がGoogle Chromeになってしまい非常に使いづらくなったのです。
 何度か意図したサイズにしてGoogle Chromeを閉じてみたんですがサイズと位置を記憶してくれず、毎回画面いっぱいまでウィンドウを広げた状態で立ち上がるようになってしまったのです。
 毎回サイズ調整すればいいんですが手間なのと、毎回作業しているとイライラしてくるので腰を据えてトラブルシュートする事にしました。

トラブルシュート方法について

 トラブルシュートなんですが、まずMac自体の不調を疑ってセーフブートまで行い、それでも問題解決しなかったのでアプリの深い部分の問題だと思ってリセット作業を行いました。
 最終的には設定のリセットで問題が解消したんですが、一連の流れについて一応確認の意味も込めて記事にしておきます。

アプリの再起動

 まずアプリの一時的な問題を疑ってアプリを再起動しました。
 「Chrome」メニューから「Google Chromeを終了」を選んでアプリを落とし、アプリが落ちたのを確認してから再度Google Chromeを起動してみます。
 アプリの一時的な問題の場合これで直る場合が多いんですが今回はこれでは直りませんでした。

Finderの再起動

 次にFinderの一時的な不調を疑ってFinderを再起動しました。
 DockのFinderアイコンをoptionキーを押しながら右クリックし「再度開く」を選びます。一瞬画面が切り替わりFinderが再起動します。
 Finderの一時的な不調の場合これで直る場合がほとんどなんですが今回はこれでは直りませんでした。

Macの再起動

 続いてMac自体の不調を疑ってMacを再起動しました。
 Appleメニューから「再起動」を選んでMacが再起動するまで待ちます。
 案外こんな簡単な事で問題が直る場合があるんですが今回はこれでは駄目でした。

セーフブート

 Macの不調というか設定ファイルがおかしくなっている可能性を考え、セーフブートを試しました。
 インテルMacの場合電源を投入してから即座に左シフトを押しっぱなしにして起動すればオーケーです。
 M1搭載Macの場合電源を長押しして「起動オプションを開くには押したまま」と表示されるまでそのまま長押し、起動オプションが開いたらSSDが表示されますが左シフトを押すと「セーフブート」と表示されるのでその状態でクリックすればオーケーです。
 セーフブートされた場合画面の右上に赤く「セーフブート」と表示されるのでセーフブートしているかどうかはみて分かります。
 セーフブートが行われたら特に何もする事はないのでそのまま再起動をして普通にブートします。
 設定関連ファイルの問題の場合これで直る場合があるんですが今回は直りませんでした。

Google Chromeの設定のリセット

 Mac関係のトラブルシュートを随分試したんですが駄目だったので、これはGoogle Chromeのアプリ側の問題だな、とあたりが付いたので、ちょっと調べた所「window_placement」という設定項目がおかしいとGoogle Chromeが閉じたウィンドウサイズを記憶しなくなるという事を調べられたんですが、その「window_placement」がどこにあるのかわからないのでもうちょっと汎用性のある(言い方を変えれば大雑把な)方法で直す事にしました。
 設定項目が狂っているのであればリセットすれば良いのです。という訳でGoogle Chromeの設定をリセットします。
 Google Chromeの右上、ハンバーガーメニュー(縦に点が3つ並んでいる項目)から「設定」を開きます。
 開いた「設定」の画面左側、「詳細設定」をクリックするとメニューが展開して「設定のリセット」という項目が表示されるのでそれをクリックします。
 画面右側に「設定を元の既定値に戻す」という項目が表示されるのでそれをクリック、ポップアップが表示されて「設定をリセットしますか」と聞かれるので「設定のリセット」ボタンを押します。これで設定が全てクリアになって初期値に戻ります。
 これによってウィンドウを閉じた時にウィンドウサイズを覚えてくれるようになったので設定のリセットで問題は解消しました。

これで直りました。パスワードとか拡張機能は入れ直しになりますが

 という訳でGoogle Chromeの設定のリセットで問題は解消しました。
 拡張機能やパスワードがリセットされているのでそれを入れ直す手間はありますが、一度Google Chromeにログインさえしてしまえば拡張機能はハンバーガーメニューの「拡張機能」からピンを刺し直すだけでいいですし、パスワードも記憶したものが反映できるので、クリックをいくつかしなければならない手間はありますがそんなに大変な事になる、という訳ではないと思います。
 という訳で問題解消、トラブルシュート完了です。

最近トラブルに直面する事が増えてきたので

 最近色々使っているせいかトラブルに直面する確率が上がってきていて、今日で3日連続で何らかのトラブルシュートをしているのでネタに困らなくていいな、と思います。
 戯言ネタも定点ネタもいいんですが、トラブルシュートって数はどんなに少なくても同じ状況に追い込まれている人はかならずいるので、トラブルシュートをネタにすると「それで誰かが助かる」可能性がちょっとでも上がるので良いと思います。
 まあそのトラブルシュートが検索に上がってくる程度には認知度のあるブログじゃないと誰の助けにもならないんですが、組み合わせの妙、タイミングの妙でここにたどり着いてくれる人がいるかも知れないのでトラブルシュートネタはネタがある限り取り上げようと思います。

まとめ

 という訳で、今日はGoogle Chromeが閉じたウィンドウのサイズを記憶してくれなくなった時のトラブルシュート方法についてのお話しでした。
 何かの参考になれば幸いです。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!


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