Macでは有料アプリからは逃げられない

 どうもこんにちは、一度課金ソフトを使ってしまうと無料のソフトではなかなか満足できなくなってしまう如月翔也(@showya_kiss)です。

 私はここ数年でWindowsからMacに乗り換えた新参ユーザーなんですが、WindowsとMacの大きな違いの一つって、Windowsで「シェアウェア」というとあまり品質の良くない有料ソフトウェアを連想するんですが、Macで「シェアウェア」というとそれなりにサポートの整った品質の高いソフトウェアが提供されるイメージがあり、多分なんですけどApp Storeで選別される分品質の悪いシェアウェアはふるいにかけられているんでしょうね。
 私は基本的にWindows/Linuxの「Do It Yourself」な感じで比較的オーケーな方だったのでMacに移動してきてから色々ソフトを探す上でApp Storeのソフトは有料が多い・無料でApp Storeに載っているのは基本的に宣伝アリかソフト内課金のものなのであまりいい印象を持っていなかったんですけれども、いくら探してもフリーソフトでニーズが満たせるソフトがなくいくつか有料アプリを購入する事となったんですが、Windowsと違ってApp Storeの有料アプリは品質の高いアプリを低価格で提供してくれているものが多いという事に気づいてカルチャーショックを受けています。
 普通に考えてWindows/Linuxのように有料ソフトの品質が低い・安定しないというのは構造的な問題で、有料のアプリを買ったのであれば出した金額分以上の利便性と品質があってしかるべきなんですけども、今までその文化がなかったので有料ソフトが安心して使える環境というのは驚きですし、非常に心地よいです。
 今日はMacでは有料アプリからは逃げられない、という話をしてみようと思います。
 ダブルミーニングなので、ネガティブな意味とポジティブな意味があります。

Macでは有料アプリからは逃げられない(ネガティブ面)

 ネガティブな意味で言うと、MacはWindowsやLinuxと違ってシェアウェアの文化があまりにも強すぎ、逆に言うとフリーソフトの文化がかなり後退しているので、無料ソフトで「やりたい事」が実践できるソフトはあまり有りません。あったとしてもクロスプラットフォームのソフトでWindowsにもLinuxにもあるソフトがMac「にも」移植されているというパターンで、ちょっとニッチな事をしたいと思うとフリーソフトの選択肢がなくApp Store頼みになります。
 またApp Store以外でも有料ソフトが非常に多く、App Store以外だとソフトウェア品質の最低保証がないので若干怖いと言うか、Webの情報を頼りに買って良いソフトかやめておいたほうが良いソフトかを見極めなければならず若干リテラシーが求められます。
 とは言えそれはWindowsでもLinuxでも一緒で、最低保障が見込めるApp Storeが凄いという話なんですが、ちょっと込み入った事をしたいと思った時には有料ソフトを選ぶ選択肢しかない場合がままあり、そういう意味でMacを使うにあたっては有料ソフトからは逃げられない部分があるのです。
 ただ逆に言えば普通に使う分にはフリーソフトが出揃っていますし、込み入ったニーズでも無ければ無料ソフトのコンビネーションでなんとかなる場合も多いので、一概にMacを使うに置いてはソフトウェアに投資が必要だ、というわけでもありません。

Macでは有料アプリからは逃げられない(ポジティブ面)

 逆にポジティブな意味で言うと、Macの有料アプリはパッケージソフト顔負けの完成度のものが多く、Mac独自の流儀でアプリの操作感も統一されているので、同じ系統のアプリについては有料アプリと無料アプリでは有料アプリの完成度がぶっちぎりで高く、一度有料アプリを導入したら無料アプリには戻れない魅力があるのです。
 App Storeではソフトの購入については完全にサポートしてくれるので買ってみて謳っているものと違うソフトだった場合はAppleに通報する事で購入を取り消しできますし、クレジットカードなどの扱いがAppleで統一できるので他社の怪しい販売ページにクレカ番号を入れなくても大丈夫というのは気持ち的に大きいです。サブスクリプションの管理もAppleがしてくれるのでアプリ関係はApp Storeにだけ注目していればいいですし、App Storeでバージョン管理もしてくれるのでいつも最新の環境でアプリを使う事ができるのは非常に楽です。
 そういう意味で有料アプリ、特にApp Storeのアプリは利便性が高く使い勝手も良いものが多いので、一度使ったら無料ソフトには戻れない魅力があり、ポジティブな意味で「有料アプリからは逃げられない」のです。
 まあ利便性の話で言えば逃げる必要はどこにもなく、そもそもApp StoreでAppleにまとめて管理されるのが嫌な人はそもそもMacを使っていないだろうと予想できるのでそういう意味では逃げられなくて良いですし、逃げない選択肢で良いのです。

逃げられない便利なソフト

 私はMacを使うに置いて「有料ソフトから逃れるのは無理だな」と思ってしまったのでもうこだわりはなく、便利なもので買える金額なら買っていこう、と思っているので最近はそれなりにソフトに課金するようになってきました。
 せっかくなので私が課金をしているソフトとその便利さについても触れておきたいと思います。
 すべてApp Storeで購入できるアプリで、他の無料ソフトの追随を許さない便利さなので個人的には強くおすすめします。気になる方はぜひ試してみて下さい。

Bear

 Bearはシンプルながらも高機能なエディタアプリです。
 MarkDown記法が使えるエディタとしてて完成されているだけでなく、基本無料のアプリなんですが月額150円・年額1500円課金する事でノートの同期機能が使えるようになり、複数台のMac・iPhone・iPadとノート内容を共有して使う事ができます。
 テキストにタグ付けをして管理する事ができ、複数タグの配置、タグの階層化、タグの検索に加えてテキスト内容も検索できメモ・ノート管理としては最上級に使いやすい性能です。
 作成したテキスト内容はSpotlight検索に反映されるので使い勝手が非常に良く、ただのエディタとしても優れていますがクラウドメモとしての機能も超一流です。
 クラウドメモとして考えても普通のクラウドメモは月額400円、年額5000円なのでコスパも非常に良く、基本は無料アプリなのでまずは気軽に試してみる事を強くお勧めします。本当にお勧めのアプリです。

Tweetbot3 for Twitter

 Tweetbot3 for TwitterはSNSのTwitter専用のクライアントアプリです。
 マルチカラムでTLやリスト、MentionsやDMなんかを一画面に複数カラムで表示する事ができ、更新されたTweetは今のキャレットの上に積み上がっていくシステムなので「下から上にTweetを全部読む」という方法に非常に向いていて、公式サイト・公式アプリではできない使い方ができるので本当に便利です。
 ツイ廃の人はクライアントソフトが必須なんですが、その中でも超お薦めです。App Storeで買い切り1220円です。
 ちなみにiOS用のクライアントも別売りで用意されていて、MacとiOSでTLの未読位置を同期できるので、iPhoneで読んだTLの続きをMacで、Macで読んでいるTLの続きをiPhoneで見る事ができるので物凄く便利です。併せての使用をお勧めします。めっちゃ便利です。

MarsEdit4

 MarsEdit4はMac専用のブログエディタです。App Storeで買い切り6100円のアプリです。
 複数種類のブログを一つの管理画面で統一する事ができ、ブログ記事をオフラインで管理して編集してオンラインに反映する事ができ非常に便利です。
 プレビューの機能が物凄く良くできており、実際の反映画面ほぼそのもののプレビューを見ながらブログをエディットする事ができ、タグのショートカットを自由に設定して使えたりと痒い所にも手が届いている素晴らしいアプリです。
 この「きさらぎめも」は2019年12月からMarsEdit4を使って更新しており、毎日3000文字以上のブログをポストしていますが満足度の塊です。ブロガーの方ならちょっとお高めですが超お薦めです。

EdgeView2

 EdgeView2は高機能な画像ビューアです。圧縮したZipファイルを検索・表示する事ができ、見開き表示に対応しているので自炊した電子書籍を読むのに非常に適しています。購入した当時はApp Storeで買い切り600円だったのですが消費税増税で値段が上がっているかも知れません。
 自炊した漫画なんかを見開きで読んだり、PC雑誌をPDFにしたのを読んだりするのに非常に重宝するので課金しました。なかなか便利ですが、画像ビューアは好き嫌いがあるので無理強いはしません。でもおすすめですよ。

まとめ

 という訳で、ネガティブな意味でもポジティブな意味でもMacでは有料アプリからは逃げられない、というお話でした。
 私はこれからもMacを使って行こうと思っていますし、サブユースのパソコンもMacBookAirにしたのでApp Storeはバンバン使って行こうと思っていますので、これからも必要なアプリで便利そうなものは値段に応じて導入していこうと思います。
 App Store便利ですよね!