TimeMachineに依存しなくなりました。

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 どうもこんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
 今日は最近TimeMachineに依存しなくなったのでTimeMachineのバックアップが1ヶ月前とかになっている、というお話しを中心に戯言編成でお送りしたいと思います。

TimeMachineとは

 TimeMachineとはMacの基本機能の一つで、指定したストレージをバックアップ用に確保して自動で世代型のバックアップを取るシステムを指します。
 初回バックアップで全てのファイルがバックアップされ、その後都度のバックアップで差分のアップデートが行われる形式で、ストレージの容量が許す限り過去のデータを保存してくれるので昔のデータを戻したい時などに非常に役に立つシステムです。
 またMacを新規でセットアップする際にTimeMachineから復旧を選ぶとTimeMachineに保存した様々なMacの設定が書き戻されるのでいわゆる「環境引っ越し」にも使えるシステムで、一度設定してしまえば後は自動でやってくれるので非常に便利なシステムなのです。
 我が家ではメインのインテルMacBookPro15インチ(2018年モデル)のデータをWi-Fiで繋いだNASに保存しているのですが、最近までM1搭載MacBookAirで遊んでいたのもあって最終バックアップが1ヶ月前とかになってしまっているのです。

しかし最近pCloudでバックアップをとっているので

 TimeMachineはあまり動いていないんですがバックアップはしっかり取ってあって、pCloudというクラウドストレージにファイルを保存しているのです。
 pCloudは2TBの容量があり、メインのインテルMacBookProのストレージは1TBなので全てのデータをバックアップした上で残り1TBをクラウドドライブとして使っており、基本的には「データは」保存されているので問題ないと考えています。
 まあ今MacBookProのデータが飛んだら「設定」が消えてしまうので復旧は面倒だと思うんですが、設定は手探りで戻せるものなので消えると手立てのない「データ」が守られているなら別にいいか、という部分があります。

OneDriveでフォルダ同期も走らせていますし

 差分のデータ同期という意味ではOneDriveが1TBあるので今まさにメインのMacBookProにあるデータはそのまま同期できていますし、OneDriveにはゴミ箱機能とファイル履歴機能があるので同期の巻き戻しが必要になっても対応できる状態なので環境としては問題がなく構成されていると思っていて、同期は後で触れますがサブのM1搭載MacBookAirに必要分だけ同期して後はクラウドに上げておくという使い方をしているのでクラウド側で問題が起きない限りは大丈夫だと思います。

なんならメディア系は全部Notionにも上げてあるので

 pCloud、OneDriveでデータ保存を走らせていますが、ストレージの主な消費原因であるメディアファイルについては全部Notionにアップしてしまっているので最悪pCloudもOneDriveも両方ダメでもNotionからダウンロードし直してくる方法があるのでデータ保存については楽観的に考えていて、もちろんTimeMachineでもバックアップが取られていますし全体的にスキのない構成ができていると思っています。

環境クローンという意味ではM1搭載MacBookAirがあるので

 データのコピーについては十分として、環境のコピーという意味では今サブで使っているM1搭載MacBookAirがありまして、厳密にはインテルCPUとApple Siliconなので違うんですが、環境設定の設定項目なんかは同じですし、同じアプリを入れて同じ設定をして(意図して)いるので、インテルMacBookProが壊れたらM1搭載MacBookAirを開いて環境を作り直せばいいですし、M1搭載MacBookAirが壊れたらインテルMacBookProから環境を作り直せばいいので、「両方壊れる」という事がない限りは問題ないですし、万が一両方壊れたらTimeMachineからインテルMacBookProを復旧してそこから環境をM1搭載MacBookAirに移していけばいいので環境クローンという意味でも一定の構築ができていると思います。

もちろんTimeMachineが不要な訳ではないんですが

 もちろん他に控えがいるのでTimeMachineが不要という訳ではないんですが、TimeMachine「にだけ」頼るのは良くないと思っていて、自分で意図して行うバックアップが1箇所、自動で同期される場所が1箇所、アプリという形でMac以外からでもアクセスできる場所が1箇所で合計3箇所にデータをバックアップしておくのはやりすぎという程でもないと思うんですよね。
 最後の砦としてTimeMachineはあるとしても本城に攻め込まれる前に対処できるのであればそれが一番なので、TimeMachineはありきで、その上で他の保険をかけておくのは重要な事だと思います。

クラウドはお金がかかるのが定番ですがpCloudは買いきれるので

 データの同期・バックアップというのはクラウドでできるとクラウド内で多重化されているので安心感が高いんですが、クラウドは基本サブスクリプションで展開されるものなので頼ると毎月お金が出ていく問題があるんですが、pCloudは買い切りのオプションがあり、2TBを350ドルで買いきれるのです。
 2TBのストレージとしては月1200円が妥当な金額なので3年使って43200円、それを350ドルで買い切れるのであれば全然安いので3年以上使えるのであれば買いきった意味があると思います。
 pCloud自体は日本ではマイナーですが英語圏では結構有名なサービスなので3年経たずに潰れる可能性は低いと思いますし、サービスが提供されている限り2TBの容量を永遠に使えるのは非常に大きいと思うので、興味のある方はちょっと検索してみると面白いと思いますよ。

OneDriveもMicrosoft365を使っているなら実質無料ですし

 また同期に使っているOneDriveについても、Microsoft365を使っている場合1TBが自動でついてくるのでお得で、私のようにMacを使っている人はOfficeは買うかサブスクするしかないんですが、Microsoft365ではOfficeを月額909円でサブスクできる上に1TBのOneDriveがついてくるのでコスパが最強のサブスクであると言えて、Officeのインストール台数無制限・同時アクティベーション5台までで使えるサービスなので、複数のMacを使っているとかWindowsに入っているOfficeが古いとかいう人はMicrosoft365をお薦めします。
 月額909円で契約する方法はAndroidのOneDriveから「アップグレード」するだけで、見た目OneDriveだけアップグレードするように見えるんですがちゃんと認証を通せばOfficeも使えますのでお薦めです。なおiOSのOneDriveからアップグレードすると普通より高くなるので避けて下さい。

そういう意味では選択肢が増えてきたのかな、と思います

 とまあ、pCloudなりOneDriveなりを使ってデータのバックアップを取る方法があるので、固定金額もしくは無視できる金額でバックアップを取る方法が現実的にあるのでTimeMachineしか選択肢がないわけではなく他にも選択肢は増えてきているのは意識すると良いんじゃないでしょうか。

ただTimeMachineは書き戻しに凄く時間がかかるので

 ただ私の環境の場合Wi-Fi経由でNASにバックアップしているのもあるんですが、バックアップの実施と書き戻しに物凄く時間を食うので迂闊には試せない部分があり、以前Macの故障でロジックボードが交換になってストレージが空になって帰ってきた時にTimeMachineからの書き戻しが「あと4日」と表示されたので諦めて手作業で環境復旧した事があり、TimeMachineは最後の最後の手段だと思っているので他の方法も抑えておきたいところなんですよね。
 まあこのあたりは人による部分なのでTimeMachineを使う人は使う人でいいんですが、TimeMachineも万能ではないので普段からデータだけでも逃しておく場所を決めておくといいと思いますよ。

まとめ

 という訳で、最近バックアップ環境をガッツリ作ったのでTimeMachineがあまり働いていない、というお話しでした。
 TimeMachineって黙って失敗するので気づくと最終バックアップが先月とかになってて慄きますよね。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!


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