一週間使っての感想:Logicool MX AnyWhere2マウス

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 どうもこんにちは、5箇所くらい虫に喰われて超痒くて集中力にかけているので文章の方もイケていない方向性に流れてしまいがちな如月翔也(@showya_kiss)です。家の中に家がいる気がします……。

 今日は手元に届いて1週間使用したので、Logicool MX Anywhere2マウスを使っての感想なんかをお話ししたいと思います。

Logicool MX Anywhere2マウスとは

 Logicool MX Anywhere2マウスとは、Logicoolの製造・販売するマウスのハイエンド・モバイルよりのマウスを指します。
 実売10000円〜15000円で入手できる結構お高いタイプのマウスなんですが、お値段が張る分性能も洗練されており、マウスにはこだわらない人にはオススメしないんですが、マウスにこだわりがある方には結構おすすめの製品だと思います。
 製品リンクを貼っておきますね。


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私は故障マウスの交換品として入手したのですが

 このLogicool MX Anywhere2マウスですが、私はまっとうにお金を払って入手したわけではありません。
 下位グレードのLogicool M720rというマウスを5000円くらいで購入して使っていたんですが意図しない挙動をするのでサポートを受けた結果最終的にマウスを交換する事になり、Logicoolのサポート側にM720rの在庫がなかったのでアップグレード交換としてLogicool MX Anywhere2と交換になった結果入手した物です。
 なので10000円〜15000円を実際に課金して入手したものではないので評価が緩くなりがちなんですが、その分を差し引いて考えても結構良いマウスだというか、まあ15000円の価値はある製品だな、と思います。
 実際サポートを受けている最中にM720rで駄目ならLogicool MX Anywhere2を購入しようと考えていたので、お金こそ出していませんが製品選びとして選んだものですし、悪い製品ではないと思います。

コンパクトながらボタン数が多く使いやすいです

 Logicool MX Anywhere2は小型軽量のワイヤレスマウスなんですが、電池式ではなく充電式になっており、1分の充電で1時間使用可能、フル充電で2ヶ月利用可能なバッテリを備えており、軽くて使いやすいマウスです。
 ボタンとしては左右クリック、ホイールの左右チルト、進む・戻るボタンに加えてマウス中央のジェスチャボタンがあり合計7ボタンです。他のマウスと違ってホイールのクリックが「ホイールボタン」として設定されておらずホイールの無限スクロールと1行スクロールを切り替える「切り替えボタン」として設定されているので、使い始めた当初はホイールボタンが無い事に違和感を感じるでしょう。
 特に普通のマウスの場合ホイールクリックはブラウザの「新しいタブで開く」がバインドされているのでそれを使い慣れている人には結構大きな違和感があると思いますが、使っているうちに慣れます。
 マウス中央のジェスチャボタンは無料ダウンロードできるLogicool Optionsというソフトを使うとジェスチャの設定ができ、ジェスチャ単体押し、ジェスチャボタン押しながら上にマウスを移動、ジェスチャボタン押しながら下にマウスを移動、ジェスチャボタン押しながら左にマウスを移動、ジェスチャボタン押しながら右にマウスを移動の5つのジェスチャに各種の動作を割り当てる事ができるので一度設定して使い慣れてしまうと離れられない魅力があります。

私はこんな設定をしています

 私はMacでLogicool MX Anywhere2マウスを使っているんですが、ジェスチャボタンに次のような設定をしています。

・ジェスチャボタン単体
 Mission Contorolの起動

・ジェスチャボタン+右移動
 デスクトップ(左)に移動

・ジェスチャボタン+左移動
 デスクトップ(右)に移動

・ジェスチャボタン+上移動
 キー入力:「Home」キー

・ジェスチャボタン+下移動
 キー入力:「End」キー

 またスクロール方向は「自然」、スムーズスクロールはオンに設定しています。
 この設定をする事でMagicMouse2を使う時と同じ要領でデスクトップが切り替えできますし、ジェスチャでページの最上部・最下部に移動できるので無限スクロールと組み合わせて無敵に近い閲覧環境を作れるので非常に便利です。
 ただ問題点として、MacBookProではキー入力でHomeとEndは入力できません。MacBookProの場合Homeキーがfn+左矢印、Endキーがfn+右矢印キーに設定されていますが、Logicool Optionsでキー入力しようとするとfnが無視されて左矢印キー・右矢印キーと認識されてしまいHome/Endの入力ができません。私はこの問題は解決できなかったのでUSBの外付けキーボードを取り付けてHomeキーとEndキーを物理で入力して設定しました。
 私はこの設定で1週間使っていますが、非常に手に馴染みますし使っていて不便を感じない設定なので満足しています。
 Windowsの方は別の設定があるでしょうし、同じMacでも別の設定が欲しい人もいると思うんですが、Logicool Optionsは結構色々設定できるので自分に向いた設定を手探りで試しながら確認していくのも面白いと思います。

マウスとしては非常に使いやすいです

 Logicool MX Anywhere2マウスは本体が小さくまとまっている割には設定できる部分が多くあり、設定がかっちりできるのであればどこまでも便利にできるマウスだと思いますので、マウスとしては非常に使いやすい製品だと思います。
 値段が若干というか結構高いのでその点は気をつけないといけないんですが、マウスは毎日使うものでパソコン体験を左右する大きなデバイスなので、普段長く使うものは高くても良いものを選んだ方が良い、という観点から見るとかなりおすすめの製品です。
 製品そのものは非常に良くできており、価格相応の価値があると思います。

Logicoolはサポートがゴミなんですが製品は良いので

 しかしまあ、製品としては非常におすすめなんですが、Logicoolはメールサポートが非常に対応品質が悪くて満足の行く対応をして貰えないので、サポートは完全に駄目だと割り切れる人でないとかなり嫌な思いをすると思います。
 私はM720rからLogicool MX Anywhere2に交換して貰うまでの対応で2ヶ月間・メール20通くらいのやり取りをしましたが20通のやり取りの中で満足の行くサポートを受けられた事は1回もなく、今使っているLogicool MX Anywhere2マウスを交換すると決まってから手元に届くまでだけでも2週間・メール5通のやり取りとしており非常に腹立たしい思いをさせられているので、サポートとしては0点の会社です。まあ結果的に交換になって問題が解消しているので0点ではないだろう、と言ってもせいぜい20点くらいしかあげられないサポートなので本当に注意が必要です。
 そこだけ理解した上で買うかどうかを悩んで下さい。サポートが重要ならLogicoolは選ぶべきじゃないと思います。

まとめ

 という訳で、Logicool MX Anywhere2を入手してから1週間使ってみてのレビューでした。
 製品は満点、サポートは0点、平均して50点の製品なのでおすすめ度としては普通ですが、製品としては本当に良いですよ。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!


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