NotionとWebクリッパー、YoinkとPocketでWebページをクリップする

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 どうもこんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
 今日は最強のなんでも保存ツールNotionを使って、補助ツールとしてYoinkとPocketとWeb Clipperを使ってWebページをクリップする方法についてのお話しを中心に戯言編成でお送りしたいと思います。

Notionとは

 NotionとはNotion Labの開発・提供するWebサービスで、オールインワンワークスペースアプリです。
 フリーミアムのサービスで無料の範囲では1ページに添付するファイル1個につき容量制限が5MBという制限があり(しかしページには無制限でファイルを添付できるのでファイルを分割すればいくらでも貼付可能です)、APIが使えないという制限があるんですが、無料の範囲内でそうとう使えるサービスですし、有料に移行すると添付ファイルの容量制限がなくなるので実質無限ストレージとして使えるのです。
 オールインワンワークスペースアプリとはクラウドメモに画像管理・音楽管理・動画管理・スケジュール管理にタスク管理ができて全てデータベースと絡めて使えるというものであり、全てのレベルが高いので使う人次第で世界最高のアプリになる可能性を秘めているアプリです。

Yoinkとは

 YoinkとはMatthias Gansrigler氏の開発・販売するアプリで、いわゆるシェルフ型と呼ばれるアプリです。
 アイコンや画像をドラッグした時に仮置き場を表示してくれるアプリで、仮置き場に何かを登録したら画面線全面に表示され続けてくれるので、そのままアプリを最大化した画面に移動してもファイルの仮置き場が表示されており、そこからファイルや画像をアプリにドラッグできるので非常に便利です。
 今回の使い方では画像を引っ張ってきてファイルで保存したり画像をそのままNotionにドラッグするのに使っています。

Pocketとは

 PocketとはRead It later社の開発・提供するアプリで、いわゆる「あとで読む」サービスです。
 Webで色々情報を手に入れた時、あとで読み返す事があるかも知れない記事を保存しておく、またはタイトルだけ見て興味があるものをとりあえず登録しておいてあとでゆっくり読むのにつかうサービスです。
 私はニュース型情報をRSSで購読しており流れてくるものをザクザク処理するので引っかかるものがあった時はとりあえずPocketで保存するようにしています。

Web Clipperとは

 Web ClipperとはGoogle Chrome用の拡張機能の一つで、一般的な名前ですが特定の拡張機能を指します。
 通常のWebクリッパーと呼ばれるものやNotionのWebクリッパーも悪くないのですが、Web Clipperは認証が必要な画面を取得できたり画像ページの画像をうまく読み取ってくれたりするのでお薦めです。
 使い方にちょっとコツがいるんですがこちらのページに詳しいので(Notionの使い方:今の所の使い方)よろしければご参照下さい。

私はRSSで色々な記事を受け取っているので

 さて、私は色々な記事をRSSで受け取っているので、テクノロジー系のニュースだけで平日は400〜500件、土日は200〜300件受け取っているのですが、受け取る件数が多いのでななめ読みが基本で、タイトルで興味がないのは既読をつけて流してしまいますし興味を惹かれたタイトルも2〜3行読んだら「あとで読む」かどうかを判断して処理してしまいます。
 また後でブログ記事に引用する可能性があるものはあとで読むの設定をして処理しており、一応全てのRSSは一通り目を通してはいるのです。

RSSで気になった記事はPocketに送って後で読んでいます

 RSSで気になったタイトル、あとでブログ記事に引用するかも知れない記事についてはInoreaderで処理する時にPocketでマークを付けてしまって(Yキーを押すだけです)一気に読んで、読み終わったらPocketを起動して「あとで読む」設定をした記事を腰を据えて読む形で運用しています。
 RSSを処理する脳みそと記事をちゃんと読む脳みそが使い部位が違うらしくRSS処理中に記事を読むとその後の動きがおかしくなるので、RSS処理→記事を読む→ブログを書くの順番でないとうまく行かないんですよね。

Pocketで読み返して有用な記事はWeb ClipperでNotionに保存します

 そしてPocketで読み返してみて「これは有用だな」と思う記事はWeb Clipperを使って記事をクリッピングしてNotionに保存しています。
 Notionに保存しておくとデータが消えないですし参考画像なんかも保存されるので「あとで見に行ったらページが消えていた」という事件を回避できるので非常に有利ですし、ページの保存は無制限なのでいくらでも取り込めるのでどんどん取り込めばいいと思います。

その他Twitterや画像系サイトで気に入った画像はYoinkでNotionに保存します

 逆にページ内容に興味はないけど置いてある画像に興味がある場合、該当のページから画像をYoinkを経由してNotionに貼り付けてしまえば良いのでこの場合も処理は非常に単純です。
 画像一括表示サイトなんかを取り込む場合面倒なのでSite Suckerとかでページの画像を抜いてしまって画像だけ一覧でNotionに載せる方法もありますし、少ない手間で欲しい情報が全て保存できる状態を作るのが大事ですよね。

Pocketを通さないでも成立するフローなんですが、記事を一回保存しておいて後で読めるのは大きいので

 今回のフローの場合、Pocketを挟まないでRSSを読みながらNotionに保存しつつ途中でブログを書いて、というのが出来るんですが、私は間にPocketを挟んだ方が座りが良いな、と考えており、RSSで流し読み、Pocketで本読みしてそれでも有用ならNotionへ、というフローだと本当に必要な情報がNotionに流れるので便利だと思います。
 まあNotionには保存上限がないですし、全文検索ができるので適当に放り込んで検索で上手くデータを引き寄せる方法があるのでそっちでもいいんですが(もしかするとそっちの方が良いかも知れないです)、何か思い出してアレって何だっけ、と思った時にNotionから答えを引き出せると非常に良いので、うまい使い方を考えて情報の処理フローを作っておくのが良いと思います。

Notionは全文検索ができるので記事を無限に放り込んでも良いですし

 Notionは全文検索・絞り込み検索が出来るシステムなのでとにかく情報を保存しておくニーズで言うと目についたページを全て片っ端から保存していっても良いので、データの使い方は後で考えるとしてアンテナに引っかかる情報は全部クリッピングしておく、という使い方もありますし、目的に応じて整理整頓するのもアリなので自分好みのナレッジベースにカスタマイズできればいいと思います。

まとめ

 という訳で、Notionを使ってWebページをクリップする方法について簡単にご紹介しました。
 ちょっとした手をかけると更に使いやすくなったり便利にできたりするので、Notionは本当におすすめですよ。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!


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