データを扱うならとりあえずNotionですよね。

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 どうもこんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
 今日はデータ類を扱うのであればとりあえずNotionを使っておけば問題ないですよね、というお話しをお送りしたいと思います。

Notionとは

 NotionとはNotion Labの開発・提供するWebサービス・クライアントアプリで、オールインワンワークスペースアプリです。
 オールインワンワークスペースアプリとはワークスペース上で扱われる情報が全て1つのアプリで完結するアプリを指し、Notionでいうとテキストを同期しつつ画像と音声と音楽と動画とスケジュールとタスクを一元して管理しつつWiki的に表示しながらデータベースを噛ませて管理できるというアプリで、こういう「なんでもできる」アプリって機能が中途半端だったり癖が強すぎたりするんですがNotionは機能が十分練られているのに癖も強くなく普通に導入して普通に使って普通に共有できるサービスである点が優れています。
 基本無料のサービスなんですが無料だと「APIが使えない」という点と「添付ファイル1個あたり5MB以下」という制限があります。
 月額5ドルか年額48ドルを支払うとPersonal Pro契約になり、APIが使えるようになる上に添付ファイルの容量制限がなくなるので非常に使い勝手が良くお薦めのサービスです。

テキストを扱うのに強いので

 まずNotionの魅力で言うと、テキストの扱いが非常に便利です。
 クラウドメモとして優秀であり、Webページのクリッパーとしても優秀であり、データベースとも連携できるので非常に便利です。
 Notionはブラウザベースのサービスなのでブラウザが使える環境ならどこからでもテキストを書き込んで同期できるのでクラウドメモとして適していますし、Windows/MacOS/Linux/iOS/AndroidのクロスOSでアプリが存在するのでどの環境からでも同じテキストにアクセスでき、どこからでもテキストをアップできるのはサービスとして非常に大きいです。
 そしてテキストメインであれば無料の範囲でどこまでも使えるので有料のクラウドメモアプリを使う必要がなく、ただのクラウドメモとして考えても非常にできが良いアプリなのです。

画像もどんどん取り込めます

 またNotionでは無料の範囲では1添付ファイル5MB以下であれば無制限にアップロード可能なので、大体の画像ファイルはそのまま収納する事が可能です。もちろん高精度な画像に関しては5MBを超えるでしょうが、その場合は有料契約すれば「容量無制限」のファイルを「無制限」にアップロードできるのでRAW画像なんかを大量に持っている人にはお薦めのサービスです。
 画像ファイルについてはAmazon Photosというとんでもないサービスが存在するのでプライム会員の人には「画像アップし放題」は訴求しないかも知れないですが、Amazon Photosとの一番の違いはNotionはファイル形式を問わない部分です。

音声・音楽データも大丈夫です

 Notionはアップするファイルの形式を問わないので、音声データ・音楽データもアップする事ができます。5MB以下なら無料ですし、有料であれば何GBの音声データであっても無制限にアップロードできます。
 ミーティングの音声録音や修正前の音楽ファイルは扱いに困る事がありますが、Notionにアップしてしまえば大丈夫です。
 Notion上で再生するのはブラウザ画面を1つとるのであまり良いやり方ではないですが、都度アップロード・ダウンロードして使うのはスマートなやり方なので良いと思います。

動画もかなり行けます

 またNotionはアップするファイル形式を問わないので、大きな動画データもアップロードする事ができます。5MB以下なら無料ですし、有料であればサイズを問わないので何GBの動画ファイルでも置いておく事ができます。
 動画ファイルについてはブラウザから直接開けるので参照性が高く、都度アップロード・ダウンロードでも大丈夫なので自由な使い方をしていいと思います。

課金していると添付ファイルの上限ないのでなんでもアップできます

 何度か触れましたが、Notionの無料版は「1添付ファイルあたり5MB以下」の制限がありますが、5MB以下なら何個アップロードしても無料なので必要に応じてファイル分割ユーティリティを使えば実質無制限にファイルをアップロード・ダウンロードする事ができます。
 もちろん5MBに分割するのが面倒な人は月5ドル・年間48ドルの有料課金すれば容量制限なし、ファイル個数制限なしの無制限でアップロード・ダウンロードできるので非常にお薦めで、私はテキスト・画像・音楽・動画問わず持っている全てのメディアをアップロードしていますが今まで問題らしい問題に出会った事がありません。
 ただひとつ、多分これNotionを提供しているAWSの制限なんですが、1ファイルあたり5GBを超えるファイルをアップしようとするとエラーを吐きます。
 5GBを超えるデータってあんまり持っていないと思うので大きな問題ではないと思うんですが、5GBを超える場合はファイル分割が必要なのでその点だけ注意が必要です。

情報をデータベース化すると切り口も増えるので

 またテキストや画像・音声・音楽・動画データはタグを付けたり属性を付けたりしてデータベースの中に格納する事ができ、格納しなくてもアプリ機能で検索が可能なんですが、データベースに格納するとタグで絞り込んだり属性をソートしたりできるのでデータとして使う時の切り口が増えるのでお薦めで、とりあえずで構わないのでデータベース化だけしておいてタグは適当に、ジャンルや作者なんかを設定しておくと後で「あのデータなんだっけ……?」と思った時にたどり着ける可能性が高まるので非常にお薦めです。

データベース化する程ではない情報はテーブルを組めばオーケーです

 また最近Notionではページ内にテーブルを作る機能が追加されたので、データベース化するほどではない情報についても「とりあえず表にしておく」と良いです。テーブルは後でデータベースに変換可能でデータベースも後でテーブルに変換可能なので後になってデータベース化するべきだったと分かった時に最小の手間でデータベース化できるのでとても使いやすいです。

これでWindows/MacOS/Linux/iOS/AndroidのクロスOSアプリなので

 これだけの機能・使い勝手がありつつNotionはWindows/MacOS/Linux/iOS/AndroidのクロスOSアプリなので環境を問わずに同じデータにアクセス可能で、どのアプリから情報を作り始めても全てのプラットフォームでデータを参照・使用可能なので非常に使いやすく、どんな環境からでも手軽にデータにアクセスできる利便性は他のアプリにはないものなので突起すべき点だと思います。

とりあえずクラウドメモアプリとして月5ドル・年間48ドルと考えても高くないので

 もっと詳しく掘り下げるとWebクリッパーとしても優れているだとか、やり方によっては無制限ストレージなのでバックアップに最適だとか色々あるんですが、これだけの機能のアプリ・サービスが月5ドル・年間48ドルと考えると非常にお求めやすいプライスだと思います。
 競合他社のクラウドメモアプリってだいたい月400円・年間4000円くらいなんですが、プラス月100円で容量無制限のデータスペースが自由に使えると考えると破格の条件なのでパソコンを使う人全員にお薦めのサービスです。

まとめ

 という訳で、今日はデータ類を扱うのであればとりあえずNotionを使っておけば問題ない、というお話しをお送りしました。
 物凄く使い勝手が良いサービスなので本当にお薦めです。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!


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