今更悩む三大クラウド>Dropbox/iCloud/OneDrive

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 さて、今まで大喜びで使っていたAmazon Driveですが、米国では無制限利用を終了して従量制に移行するようになったようで、今のところ日本語はまだ無制限利用可能・新規申し込み可能なのですが、サービスの特性を考えると今後ずーっと日本だけ無制限利用が続くという可能性は果てしなくゼロに近いので、無制限ではないクラウドへの移行を考えなくてはいけません。
 移行しないという選択肢があるように見えますが、実質上移行しない選択肢はありません。なぜなら、これから紹介する3大クラウドは従量制移行後のAmazon Driveよりも安くてサービスが良いからです。
 クラウドの相場として、1テラバイトのストレージを1ヶ月借りて1200円程度、という相場があるのですが、Dropbox/iCloud/OneDriveともにそれより安く使う方法があります。

三大クラウドサービス

 今回は三大クラウドサービスとして、Dropbox/iCloud/OneDriveを紹介・比較します。

Dropbox

 Dropboxはクラウド先発の有名サービスです。
 利点としてはWindows/Mac/Linuxのクライアントがある事、同期速度が早く使い勝手に優れるという部分があります。
 1テラバイト年額12000円(月額換算1TB月1000円)という金額なのですが、ソースネクストの3年版を今買う事で3年で17800円、月額換算1TB月500円を割ります。
 ただ、iCloud/OneDriveと比べると運営会社の基礎体力に疑問があり、3年版を買ったとして3年後に会社が確実にあるか、と言われるとある可能性は非常に高いのですが確実とは言い辛いと思います。

iCloud

 iCloudはAppleによるクラウドサービスです。
 AppleなのでMac/iPhoneで使うのに向いていますし、Windowsでも問題なく使うことが出来ます。
 2テラバイトの容量が月額1300円なので月額換算1TB月750円と単価としては非常に安く使うことが出来ます。
 しかし他クラウドに比べるとサービスの癖が強く、Macユーザでも「iCloudはお勧めしない」と言っている人が多いので要注意です。

OneDrive

 OneDriveはMicrosoftの運営するクラウドサービスです。
 Windowsを提供するMicrosoftのサービスなのでWindowsとの相性が良く、使い勝手もなかなかです。
 1テラバイトの容量を年額12000円なので月額換算で1TB月1000円なのですが、これに「WindowsとMac合わせて2台まで」+「タブレット2台まで」+「スマートホン2台まで」使える年額契約のOfficeがついてきます。
 もしくは、使っているパソコンにOffice365Premiumが搭載されている場合、Officeサービスという5800円のサービスで1TBのストレージを1年間使えます(1TB月500円未満)。
 しかし他のクラウドサービスに比べて知名度が低いという難点があります。

結局何を選ぶべきか

 三大クラウドサービスを比較して、結局何を選ぶべきかというと、環境で異なります。
 そもそも預けたいデータが2TB以上ならAmazon Driveを継続しなければなりません。
 預けたいデータが1TB以上2TB未満であればiCloudを選ぶしかありません。
 預けたいデータが1TB未満の場合に、「Officeも使いたい」か、「パソコンにOffice365Premiumが載っている」ならOneDriveになりますし、そうではなく3年以上契約する見通しならDropboxを選ぶべきです。

 このあたり、何を使うのが大事で何がメリットかという部分が分かってこないとサービスを選べないと思いますので、参考に読んでいただければ幸いです。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!


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