M1搭載MacBookAirの使用半年レビュー

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 どうもこんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
 今日は購入してから約半年経過したM1搭載MacBookAirの使用半年レビューをお送りしたいと思います。もう半年使っているので大体性能についてはわかっているのとそろそろ熱狂も冷めてきた頃合いなので冷静な目で見たレビューができるんじゃないかと思います。
 今ホットなのはM1搭載iMacやM1搭載iPad Proなんですが、M1チップという点では同じチップを使っているので使用感は大きく変わらないですし、今だからこそM1搭載MacBookAirを選んで買う意味もあるので何かの参考になれば、と思います。

M1搭載MacBookAirとは

 M1搭載MacBookAirとは、CPUにインテルCPUではなくApple SiliconであるM1チップを搭載したMacBookAirを指します。
 M1チップは去年11月に発表されたAppleのCPUで、発表当初はインテルCPUとの互換性が低いのではないか、動かないアプリがあるのではないか、動作が重いのではないか、致命的な欠陥があるのではないかという点が取り沙汰されていましたが、実際に発売されたものを使ってみるとROSETTA2を使ってインテルCPUとの互換性がほぼ完璧で、動かないアプリはほぼなく、動作は高速かつサクサクしており、致命的な欠陥がないという素晴らしい性能で皆がど度肝を抜かれたのです。
 特にM1搭載MacBookAirは吊るしのモデルで約15万円、ファンレスなので静音性が高くなのに熱が出ず、バッテリー持ちが非常に良いのでコストパフォーマンスが非常に良くとてもお薦めな製品です。

購入するに至った経緯

 私がM1搭載MacBookAirを購入するに至った経緯についてはそもそも去年6月のWWDCでApple Siliconが発表された時から「Apple Siliconが素晴らしい」と感じており非常に欲しいと思っていたんですが、去年11月に単独の発表会でM1搭載のMacBookAir/MacBookPro/Mac miniが発表されたんですが、当時その時iPhone12ProMaxを予約している状態で予算に余裕がなく欲しいけど買えないな、と思っていたんですが、色々お金の計算をしてローンでなんとかなりそうなので嫁さんにローンしていいか確認したところ嫁さんが一括して払ってくれて支払いは月ごとで良いという話になったので大喜びでお願いして入手する事になったのです。
 とはいえ嫁さんにローンしているのと変わらないので高いものを買うわけにも行かず、しかしどうしてもメモリだけは妥協できないので7コアGPU/メモリ16GB/ストレージ256GBのモデルを購入したのです。

何を期待して選んだのか

 私がM1搭載MacBookAirに何を期待して選んだのかというと、基本的にはサブのMacとしての立ち位置だったんですが、新しいプロダクトとしては高性能・低発熱・バッテリー持ちが長くアプリの互換動作が完璧で、というのを期待していました。
 メインのMac(MacBookPro15インチ2018年モデル)が高性能で不満のないモデルだったので、サブのMacの使用体験が劣るとサブを使った時の不満につながるので、普通に使った時の感触がメインのMacと変わらない感じで使えるようでないといけないと思っていて、性能で勝る必要はないんですが劣るのは厳しいと思っていたので普段遣いのMacの感触以上で使える事を期待していました。

実際に購入してみてどうだったか

 では実際にM1搭載MacBookAirを購入してみてどうだったか、というと、メインのMacに対して値段が4分の1なのにベンチマークスコアではメインのMacに勝る結果を出しており、実際に使ってみてもメインのMacと差がない動作をしてくれるデバイスで、アプリの互換性もほぼ完璧ですし購入した値段と比較して考えるとコストパフォーマンスが突き抜けて高いデバイスなので非常に満足しています。
 サブのパソコンとして十分というか、むしろメインのパソコンを置き換えるだけの性能があるデバイスなので正直今メインパソコンが調子悪い時には全く構わずにM1搭載MacBookAirを使っていますし、M1搭載MacBookAirを使う事でなにか不満になる事があるかというとないので、今後M1以降のチップが搭載されるようになって新しいMacBookが出た時には欲しいと思いますし、今使っているメインパソコンが使えなくなった時にはM1搭載MacBookAirに乗り換えると思いますし新しいMacBookを買うと思いますので、かなり良い製品であると言えると思います。

生活にどういう変化があったか

 M1搭載MacBookAirを購入する事で生活にどういう変化があったかというと、据え置きで運用しているメインMacの他にサブMacとして別の場所においてあり、それらを区別せずに使うようになったので、床に座りたくない時に椅子に座ったり、椅子で疲れた時に床に座ったりして使えるので環境を問わずに使えるようになったのが非常に大きいと思います。
 仮想化環境が使えない関係上メインはMacBookProと決まっているんですが、その点さえ修正されればメイン・サブではなく両刀という形で使えるだけの性能があるのでストレージだけクラウドを噛ませて共通させれば後は好きなタイミングで好きな方のパソコンを使えばいいという感じになるので使い勝手が良いと思っています。
 正直値段が4分の1なのに性能的には並んでいるというか、場合によってはメインを超えてくる部分があるので末恐ろしい子だなと思っていて、ここから更に使い込んでいく事で色々な知見を得て使い勝手が良くなっていくと思うので今後についても楽しみなデバイスです。

購入してメリットであると感じた事

 M1搭載MacBookAirを購入してメリットであると感じた事は、圧倒的なコストパフォーマンスの良さです。
 ピーク性能で言ってもCore i9に負けないだけの性能がありますし、発熱の面で見るとCore i9を大きく凌駕しており、バッテリーの持ちについてもインテルCPUとは比べ物にならないだけのパフォーマンスを叩き出してくれるデバイスなのでただのパフォーマンスそのものもコストパフォーマンスも大きくインテルCPUに勝っていると言えると思います。
 買いやすく使いやすいデバイスなので長く愛するには向いている機械なので、M1チップに興味がある人には非常に向いているエントリモデルだと言えると思います。

購入してデメリットであると感じた事

 M1搭載MacBookAirのデメリットは仮想環境の弱さで、WindowsについてはParallels Desktop16.5を使ってARM版Windows10がインストールできるんですがARM版Windows10はプレビュー版なのでライセンスが安定していない点と、あとLinuxは仮想化できるんですがAndroidの仮想化環境がまだ発表されておらず使えない点が挙げられます。
 仮想化環境については後を追って整備されてくるとは思うんですが現状では整備されているとは言い難い状態で、仮想化環境がないと厳しい使い方の人にはM1搭載MacBookAirはお勧めできません。
 私は面白いと思ってParallels Desktop16.5を使ってARM版Windows10を動かしていますし今の所問題はないんですがいきなりプレビュー停止だとか課金開始で非常に高くなる可能性などもゼロではないので状況伺っておかないといけないな、と思います。

個人的な評価は

 M1搭載MacBookAirの個人的な評価は、「借金をしてでも買っておくべき」だと思います。
 時代の潮流を変える素晴らしいマシンなのと、とんでもないパフォーマンスを叩き出してくれる製品なので買っておいて損はなく、これからMacを使っていきたい人には試金石となるデバイスでしょう。
 非常におすすめ度が高いので、ぜひ購入する事をお薦めします。

まとめ

 という訳で、M1搭載MacBookAirについて購入半年のレビューでした。
 購入直後のレビュー、購入3ヶ月のレビューと内容的には変わっておらず、相変わらず衝撃の強いデバイスだという事なので、本当に素晴らしいと思います。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!


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