今回のAppleの発表会は

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 どうもこんにちは、Appleの発表会を終えて2日経ってからネタにしていない事に気づいて今更ながらにネタにしようと思ってブログを書いている如月翔也(@showya_kiss)です。
 今日は先日のAppleの発表会についてを中心に戯言編成でお送りしたいと思います。

今回のAppleの発表会は

 今回のAppleの発表会はデバイスを広めに紹介する感じの展開でしたね。
 発表会で取り上げられたデバイスは「Apple TV」「iPhone・iPhone mini(パープル)」「iMac」「iPad Pro」「AirTag」についてでした(順不同)。
 今回の発表会では「M1チップ」搭載のデバイスが数多く発表され、M1チップを使って様々な事ができるというアピールがされた回でした。

Apple TVについて

 Apple TVについては新型が発表、iPhoneを使ってテレビをカリブレーションする機能がピックアップされました。
 普通モニターの色というのは製品ごとに違うので「正しい色」というのは難しい概念で、「正しい色」とされる色に画面を合わせるカリブレーション機能を実現するために色々な機械が用意されていたんですが、AppleはApple TVとiPhoneを組み合わせる事で「テレビから正しい色」を出すのではなく「テレビが正しい色を出す信号」を調整して出す調整を行うようにした、という事らしく、結果はカリブレーションされたTVと同じく正しい色がでるようになるんですが、入力ソースを調整するというのがちょっと考えないやり方なので非常に面白いと思います。

iPhone・iPhone mini(パープル)について

 それからiPhoneとiPhone miniについてはパープルの新色が発表されました。
 iPhoneとiPhone miniが売れているので更に市場を確保するための施策と見られており、iPhone12はチップが共通なのでiPhone12もiPhone12 miniも使い勝手は大きく変わらないので値段が安く手に取りやすい機種としてピックアップされたものと思います。
 新機能を搭載している訳ではないので注目度は高くないんですがパステル調の紫なので色合いが非常に良く気に入る人にはこれしかない、という色だと思います。

iMacについて

 iMacについては24インチのM1搭載バージョンが発表されました。
 暑さ11.1ミリ、重さ5kg以下の24インチ4.5KディスプレイにTouch ID付きのMagic KeyboardとMagic MouseかMagic Trackpadがついて7色展開で登場です。
 M1チップを搭載する事で小さく強力にできており、チップそのものはM1なんですがカメラやスピーカーに改善点がありかなり使いやすい形でまとまっているようです。
 まあ個人的に言えばM1チップのiMacはM1搭載MacBookAir/MacBookPro/Mac miniを持っている人には訴求が弱いと言うか、M1チップなのは同じなので持ち運ぶならMacBookでいいですし持ち運ばないならMac miniでいいので、デスクトップ環境をフルセットで揃えたい人に対するニーズなのかな、と思います。
 Mac miniに24インチ4.5KディスプレイとMagic KeyboardとMagic Mouseを揃えるのであればiMacにした方が高レベルな製品で統一できる・色が揃えられてインテリアとして優秀という部分があると思うので、これからMacの環境が欲しい人にはiMacはアリかも知れません。

iPad Proについて

 iPadについては11インチと12.9インチが発表されましたがどちらもM1チップ搭載、1TB以上のモデルは16GBメモリ・それ以下は8GBメモリとスペックをかなり増強うしてきました。
 M1チップはデスクトップ・ラップトップ用のCPUだとも言えるのでモバイル用途に組み込んできたのはかなり大きなポイントだと思いまして、M1を搭載する事で性能の飛躍的向上を見込むだけでなく、Macと同じCPUを使う事で「できる」事を揃えてきているのだと思います。
 12.9インチモデルについては待望のMiniLEDモデルになりましたし、値段もびっくりするくらい上がったんですが、性能の向上に見合った金額だと思いますので出せる人は積極的に購入すると良いと思います。
 私は個人的には今使っているiPad Pro10.5インチがバッテリー交換で元気になったのでしばらくそれで遊ぶ予定なので購入予定はないです。

AirTagについて

 AirTagについてはここ2年出るぞ出るぞと言われながら出ていなかったんですが、ついに出ましたね。
 1個3800円、4個セットで12800円とかなりお求めやすい金額で出たんですが、このアイテム、キラーアイテムだと思っていまして、今まで世の中に出てきていたアイテム紛失タグを全部亡き者にして市場を独占する可能性が高いと思うんですよね。
 Appleのデバイスは10億台ありますし、その10億台がメッシュネットワークとなってアイテム紛失をサポートしてくれるという事だとサポートネットワークを築く労力がいらない・どこにでも入り込んでいるデバイスなので細かい場所までリーチ可能、値段も安く買い足しやすいのでサポートする台数・範囲は広がっていく一方ですし値段が安い上に電池を自分で交換可能なアイテムなので長く使われる可能性が高く、市場を破壊するプレイヤーになる素質がもう備わっているのです。
 私は個人的にこれは買わないと駄目だな、と思っているんですが予算がなく来月以降に購入予定です。

基本的にはAirTag以上に革新的なものは無かったんですが

 今回の発表会は革新的なものと言う意味ではAirTag以上のものは無かったんですが、M1チップが色々なものに搭載されて便利になっていくのが目に見えてわかる発表会だったので非常に良かったと思います。
 順当進化ではあるんですが、色々なものにM1チップが搭載されることで「できる」事が共通化されていくので、これからは「何でするのか」ではなく「何をするのか」で考えるべき時代が来ていると言う事で、今までは「Macで動画制作」だったのが、「手を使って動画制作をしたいのでiPad Pro」や「キーボードで長文を書きたいのでMac、持ち歩きたいのでMacBookAir」と言う風に「行われる作業でデバイスを選ぶ」というビジョンがあるのだと思います。

個人的には次に発表されるであろうMacBookPro16インチの新型が気になるんですが

 個人的には今注目しているのはM1チップの後続であるM1X(またはM2)の事で、多分次に発表されるであろうMacBookPro14インチ・16インチに搭載されて発表されると思っているんですが、M1チップが順当に進化したらどれくらいのパフォーマンスになるか、バランス性能ではなくピーク性能にフォーカスした場合どれだけの性能が出るのかという部分は非常に気になっているので早く続報が欲しいです。
 まあM1搭載MacBookAirで十分に度肝を抜かれたので良いんですが、今年後半にM1進化パフォーマンス特価のM1X搭載MacBookPro16インチ、とか言われると今持っているインテルMacBookPro15インチを売りに出しても確保したい気持ちになるのでもうちょっと余裕ができてから出して欲しい部分もあります。

まとめ

 という訳で、先日のAppleの発表会の振り返りでした。
 M1チップが広がっていくのを見て楽しむ回だったと思うので今M1搭載機を持っている人は慌てずにゆっくり状況を見る方が良いと思います。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!


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