M1搭載Macの対応状況(私の場合)

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 どうもこんにちは、メイン使用のMacBookProを修理中だけM1搭載MacBookAirをメインに持ってきたんですが、MacBookProよりも使い勝手がよく性能も劣っていないのでこのままM1搭載MacBookAirメインでいいんじゃないかと思い始めている如月翔也(@showya_kiss)です。
 今日は今使っているM1搭載MacBookAirについて、アプリの対応状況についてお話したいと思います。

M1搭載MacBookAirとは

 M1搭載MacBookAirとは去年11月にAppleが発表・販売を開始したインテルCPUではなくApple SiliconであるM1チップを搭載したMacBookAirをさします。
 吊るしのモデルで税抜104800円にも関わらず実売50万円近くするCore i9のMacBookProと互角もしくは上回る性能を叩き出す物凄いマシンで、コストパフォーマンスの面でかなり秀でているので今10万円台のノートパソコンを探している人には物凄く強い選択肢として上がってくると思います。
 私は発表翌日に購入手続きをして発表2週間でメモリ16GB/ストレージ256GBの7GPUモデルを入手して今使いこんでいるんですが、互換性も素晴らしいですしそもそもの性能が素晴らしいので不満がなく本当に買って良かったと思っているのです。

M1搭載MacBookAirはインテルCPUではないので

 という訳でM1搭載MacBookAirはインテルCPUではなくApple SiliconであるM1搭載なのでインテルCPUとは直接の互換関係がなく、今までMacで出されてきたMac用のアプリには基本的に互換性がないチップを使っているのでM1に引っ越した時にアプリの互換性に大きいな問題があるのでは、と心配されていたのです。
 結果から言うと心配は杞憂でほぼ100パーセントの互換性で動いてくれるのでほとんどのアプリは大丈夫なんですが、「互換性がある」だけでは完璧ではなく、M1チップ向けにチューニングされたアプリの方が動作が良いのでM1対応Macの対応状況が気になるところです。

メインで使う環境についてはほぼユニバーサルアプリかM1専用アプリが提供されています

 基本的には互換モードで動いてくれれば十分に早いんですが、M1チップ向けのチューニングである「ユニバーサルアプリ」か「M1専用アプリ」が提供されているものについてはそちらを使った方が確実な動作をします。
 私がメインで使っている環境については、Tweetbot for Twitter3、MarsEdit4、Notion、Biscuit、Parallels Desktop、Youink、PopClip、Alfred、Better Touch ToolなんかについてはM1専用アプリやユニバーサルアプリが提供されているのでM1チップでそのまま動きます。もちろんGoogle Chromeも専用アプリがあるので安心です。

Google日本語入力、Spotify、OneDrive、BitWardenだけインテル互換モードで動いています

 逆にM1専用アプリもユニバーサルアプリも提供されておらずインテル互換モードで動いているアプリを書き出した方が早いくらいで、私の使っている環境で言うとIMEであるGoogle日本語入力、音楽サブスクのSpotify、クラウドストレージのOneDrive、パスワード管理ツールのBotWardenがインテル互換モードで動いてるくらいで、後は全部アクティビティモニタのアーキテクチャは「Apple」表示のアプリだけです。

互換性がほぼ100パーセントなんですが対応率も異様に高いので

 M1チップについてはこのように互換性もほぼ100パーセントなんですが、専用アプリの対応率も非常に高くM1チップの高性能さを享受できる環境にあるので今M1搭載Macを購入した人はどんどんM1の純正モードで使っていけば良いと思います。
 今対応してないアプリについても大手の物は随時M1対応版をリリースしていっている状態ですし、GoogleやMicrosoftのアプリ、SpotifyやBitWardenはユーザーも多いので対応も早いと思いますし、とりあえずインテル互換モードで不具合があるわけでもなく普通に早く動くのでまずは互換モードで使い始めてアプリの過渡期に合わせてモードも渡っていけばいいと思います。

基本的にはもう仮想化環境以外全部動くと思って概ね間違っていないです

 まあインテル互換モードも加えて考えると、もうM1搭載Macは仮想化環境以外はほぼ全て動くと思って間違いない状態なので今M1搭載Macを買うかどうか悩んでいる人は気軽にM1搭載Macを買ってみればいいと思います。
 去年11月の時点で純正モードのアプリは少なかったんですがインテル互換モードで動かしても問題なく、むしろ翻訳する分のオーバーヘッダがあるのにM1チップの性能飛躍分が勝っており同じアプリをインテルMacとM1搭載Macで比べるとM1搭載Macの方が早かった事例なんかもあるくらいなので使ってみると驚くくらい普通に動くので期待してくれていいと思います。

仮想化環境もParallels Desktopを使えばARM版WindowsとLinuxはいけますし

 仮想化環境についてもこの前Parallels Desktop16.5が正式リリースされたのでM1搭載Macで仮想化環境を使う方法が確立されており、Windowsの場合ARM版のWindowsを使わないといけないのでマイクロソフトのテクニカルプレビュー版のARM版Windows10をダウンロードしないといけないんですが、LinuxについてはARM版のLinuxは普通に公開されているのでそれを使って仮想化すれば良く、Parallels Desktopは非常に良くできているので数回のクリックでインストールが普通に終わるので気軽に使えて便利ですよ。

仮想化環境でAndroidだけまだいけないんですけど

 まあWindowsとLinuxについては仮想化環境の作り方が確立しているんですが、Androidだけまだで、Androidを使いたければ実機を使うかもしくはインテルMacを使って仮想化するしかない現状があるんですが、Parallels Desktopが対応した事でこれから多数の仮想化環境がM1搭載Macに向けて実用化されていくと思いますし、VirtualBoxが対応すればNoxPlayerやBlueStacksはわりと早く対応してくれるんじゃないかという希望がありますので、今Androidの環境が必要な人は無理にインテルMacを買うのではなくM1搭載Macを買って差額でAndroidの実機を買った方がいいかも知れませんよ。

普通に使う分には互換性の心配はいらないと思います

 まあ仮想化環境はごく一部の人のニーズだと思いますので、そういうのが関係ない人はもう架け橋は通っているので、互換性の心配はとりあえず考えないで(どうしても不安なら「アプリ名 M1搭載Mac」で検索するといいと思います)気軽に乗り換えてしまえばいいと思います。
 これだけの製品を世に送り出しておいて後続がないという話も今後はしごを外すという話もないと思いますので、今後数年はM1系統のチップで動いていくでしょうし時代も動くので、1台M1搭載Macを持っておくのは良い選択肢だと思います。

まとめ

 という訳で、今使っているM1搭載MacBookAirのアプリの対応状況についてのお話でした。
 基本的にはバリバリに動くので大丈夫ですよ。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!


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