艦これの録画;M1搭載MacBookAirで一番気にかかっていた事

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 どうもこんにちは、予定されていたイベントが終わったので本格的にゲームに没頭できる環境になり、早速艦これのイベント攻略に手を出したんですがなかなか難易度が高く今回も骨が折れるな、と思っている如月翔也(@showya_kiss)です。

 今日は自慢のM1搭載MacBookAirを使って艦これのプレイ動画を録画しようと思っていたんですが、ちょっと設定が必要だったんですが結果としてはできましたし、問題なく動いているので満足しているというお話しをお送りしたいと思います。

M1搭載MacBookAirとは

 M1搭載MacBookAirとはApple社の開発・販売するノートパソコンの一種を指します。
 通常のパソコンはCPUにインテル製のCPUを使っているのが普通なんですが、M1搭載MacBookAirはインテルのCPUではなくApple社のApple SiliconであるM1チップを搭載したノートパソコンであり、高性能・低電力・低発熱・低価格・ファンレスの特徴を持っていて、今業界を騒然とさせている存在です。
 スペックで言うと40万〜50万円するMacBookに相当する性能のノートパソコンが10万弱で入手できるというコストパフォーマンスの良さで、互換性などが問題になるんじゃないかと言われていましたが蓋を開ければほぼ100パーセントに近い互換性があり、値段も安くて性能が良く使いやすい良いノートパソコンに仕上がっているのです。
 私はApple Siliconが予告された時からM1搭載MacBookに強い興味があり、M1搭載MacBookAirが発表されたその日に注文して2週間後くらいに入手できてそれからずっと使っているんですが、欠点らしい欠点がなく何に使うにも高性能で使いやすいパソコンなので満足しています。

艦これとは

 艦これとは2013年から継続して提供されているDMMのブラウザゲームです。Androidにもアプリが提供されており、iPhoneやiPadからでもその気になればプレイ可能なのでプレイの間口は広いと思います。
 艦娘というキャラクターを編成して深海棲艦と戦うシミュレーションゲームなんですが、擬人化ゲームの走りなので非常にキャラクターが魅力的で、ガチャではなくイベント攻略のドロップでしか新キャラが確保できないのでコツコツプレイするのが推奨されるゲームで、逆に言えば廃課金しても得られる物がないのでカジュアル課金で遊べるゲームとしては非常に強いゲームです。
 今ちょうど2020年晩秋イベントが開催されており、私も情報街をしていたんですが情報がある程度出てきたようなので今日からイベント攻略に着手していて、今キャラクターの疲労度を抜いている時間を利用してこのブログを書いているのです。

私はパソコンで艦これのイベントのプレイ動画を録画したいので

 私は2014年の春イベントからイベント参戦を開始したんですが、艦これはイベントでした苦労を思い出してキャラクターをより愛でるためにイベントの攻略は1本残らず全部動画を撮っていまして(まあ操作ミスで録画されていないのは何本かあるんですが)、今回のイベントも録画したいニーズがあって色々準備していたのです。
 基本的にメイン環境であるMacBookProは録画環境をガッチリ作ってあるのでいつでも録画が開始できるんですが、MacBookProは時々Karnel Taskが暴走して動きがカクカクになる事があり、その状態で録画すると物凄くコマ落ちするのでできれば新しいMacBookAirで録画したいニーズがあり、色々設定していたのですが問題があったのです。

Mac OS BIG SURでは設定しないとシステム拡張が使えないのでMovavi Screen Recorderが使えない

 これ、M1搭載MacBookAir特有の問題という訳ではなくMac OS BIG SURの問題点なのですが、Macの画面録画(そしてシステム音声取得)に使うためにはシステムの機能拡張を使う必要があるんですが、Mac OS BIG SURではApple以外の提供元によるシステム機能拡張をデフォルトでオフにする設定がされており、システム拡張を必要とするアプリはインストールの時にインストールが正常に終了しなくて使えないか、あるいは一見インストールが終わっているように見えるんですがシステム機能拡張がブロックされているので実際にアプリを使うと想定した動作をしない結果になるのです。
 そしてこの問題、「Appleにより確認された提供元のシステム機能拡張」を有効にする手段は残されているんですが、「Appleにより確認されていない提供元のシステム機能拡張」を有効にする方法は残されていないので、例を上げるとシェアウェアのMovavi Screen RecorderならMovaviが確認された提供元なのでシステム機能拡張を有効にする事ができるんですがフリーソフトのSoundFlowerなんかだと確認された提供元ではないのでシステム機能拡張を有効にする方法がなく、インストールは諦めるしかないのです。

確認された提供元のシステム機能拡張を許可する設定方法

 「確認された提供元のシステム機能拡張を有効にする方法」は次のとおりです。
 まず確認済みの提供元からのカーネル拡張機能有効にする方法ですが、Macを終了した状態から始める必要があります。
 電源がオフの状態から電源オンにするために電源ボタンを押して、そのまま長押しします。すると起動オプションを開くには押したまま、という表示が出るのでそのまま電源ボタンを押したままにします。
 次に「オプション」という画面が出るので歯車マークをクリックしたあと「続ける」をクリックします。
 続く画面で復旧アシスタントが表示されるのでユーザー名を選択して「次へ」、パスワードを入力して「続ける」をクリックするとOSの復旧画面の前画面(ディスクユーティリティなどの画面)が表示されるので、そこでメニューの「ユーティリティ」をクリックして「起動セキュリティユーティリティ」を選択します。
 そこでSSDが表示されるので選択して画面右下の「セキュリティポリシー」をクリックします。
 セキュリティのレベルを選択する画面が出るので「低セキュリティ」をクリック、「確認済みの開発元から提供されたカーネル機能拡張のユーザー管理を許可」と「カーネル機能拡張と自動ソフトウェア・アップデートのリモート管理を許可」にチェックを入れたあとOKで画面を閉じて再起動します。
 これで設定画面には出ませんが確認済みの提供元からのカーネル拡張機能が有効になるので、確認済みの提供元からのアプリを普通にインストールすればそのままインストールされます。
 セキュリティポリシーを変更する方法なので、セキュリティが下がる点には注意して下さい。

設定する事でMovavi Screen Recorderが問題なくインストールできて問題なく動いたので

 私の場合、上記の設定を行う事でMovavi Screen Recorderが無事インストールできて、動作確認の結果画面も音声も撮れているので大丈夫だ、という結論にいたり、今実際にイベント出撃をしつつ動画を撮っているんですが使っている範囲では不具合なく使う事ができています。
 メモリが16GBしかない環境なんですがフレームレート60・画面を4分の1に縮小しながらの録画を行っても動作に遅延はなく、CPUもそんなに喰っていないので問題なく使える感じなのでこのまま使っていきたいと思います。

録画してHandBrakeでMP4にして保存するのも爆速です

 M1搭載MacBookAirでは録画してすぐにHandBrakeでエンコードしてMP4にしているんですが、HandBrakeはインテル版の互換で使っているんですがサクサク動くので非常に満足していて、MacBookProを使っている時と体感的に差がなく使えているので非常に満足しており、録画してエンコードして録画して、を繰り返していると艦娘に疲労が溜まってオレンジ色になるので時々ブログを書いたりスマホゲーをやったりして時間を潰すようにしています。
 全然あたたかくならない、と言っていたM1搭載MacBookAirですが、HandBrakeでエンコードをガンガンにかけているとほんのり温かくなるので(暴走する程は熱くならない)発熱する事はするんだな、と思いました。

まとめ

 というわけで、M1搭載のMacBookAirにMovavi Screen Recorderを入れて艦これを録画しながらプレイするのは問題なくできましたし、エンコードなんかも問題なくできる感じなので、設定は必要ですが機械性能としてはできる性能があるのだ、という事が証明できたと思います。
 これから祈りながら出撃するのを繰り返さなければならないので、少しでもストレスなくできるといいな、と思います。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!