Macのシステム情報確認に、iStat Menus

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 どうもこんにちは、最近ネタ不足が慢性化しており、ネタを考えるのにも長い時間唸らなければなりませんし出したネタが苦しくてブログを書くのにも時間がかかるのでもうちょっと構造的になんとかならないかと思っている如月翔也(@showya_kiss)です。

 今日はMacのシステム情報の確認をするのに、iStat Menusという有料アプリが便利ですよ、というお話しをしたいと思います。

CPUの温度とかメモリの使用状況とかバッテリーのヘルスとか気になりませんか

 Macを使っていると、アクティビティモニタで時々Karnel Taskの値が高くなったり、Macに動きがギクシャクしたり、キーボードが熱くなったりする場合ってあると思います。
 そういう場合CPUの使用割合やCPU温度、メモリの使用状況なんかを確認する必要があるんですが、Macだとそれを一覧で簡単に見る方法がなく、純正の機能だけではCPU温度などを確認する方法がないので、それらを確認したい時にはシステム管理系のアプリをインストールする必要があります。
 使っているMacでシステム情報は本来センサーによって取得されているものなので見られるものは見ておきたいですし、管理できるものは管理した方が便利にパソコンを使えるので良いですし、普段から数値を管理しておくと異常時に気づきやすく対処もしやすいのでメリットになりますよね。

iStat Menusというアプリがあります

 システム管理系のソフトの1つに「iStat Menus」というアプリがあります。
 iStat Menusはオーストラリアのjango pty Ltd社の開発・販売しているシステムモニタリングアプリです。
 App Storeでも入手できるのですが、App Storeで購入したバージョンだとMac内のファンを制御する機能がついてこないので、公式サイトから購入する事をおすすめします。
 公式サイトで13.19ドルですがPayPalで支払えるのでカードを直接使わなくて良いですし買う事自体は難しくないので公式サイトからの購入が良いと思います。

基本的な使い方

 iStat Menusの基本的な使い方は起動時にMacのメニューバーに設定したシステムのモニタリング情報が表示されますので直接目で確認する方法と、詳細を確認したい場合は確認したい項目をクリックしてメニューを開き、メニューから更に確認したい物をポイントするとグラフなどの詳細が表示される、という使い方になります。
 その他システム情報をフックにしてMacに通知を送れるので、CPU温度などをフックにMacでバナー通知を表示する、バッテリーの充電状況で8割を超えたら通知を送る、という使い方ができるのでカスタマイズすると便利です。
 基本的にはみたい情報を通知領域に表示するようにカスタマイズして普段から確認しておき、何か調べたい事があったらメニューバーから詳細な情報にアクセスして情報を確認する、というのが普通の使い方だろうと思います。
 iStat Menusの場合次のような項目を管理できます。

通知

 通知の項目ではMacの通知とバナーを使ってシステム情報に対して値を指定し、指定した値に至った・超えた場合通知を行ってくれる機能がまとめられています。
 例えばCPUの使用率が80パーセントを超えたら通知をする、バッテリーが10パーセントを割ったらバナーを表示する、Wi-Fiネットワークが切り替わったら通知する、という事が可能です。
 この通知を使いこなせるとMacの管理が非常に楽になるので色々試してみると良いと思います、

天気

 天気の項目では現在地の天気・気温を表示する事ができます。摂氏での表示、湿度の表示にも対応しているようです。
 余り使う機能ではないんですが、気温・湿度のチェックができるのは便利かもしれません。

CPU&GPU

 CPU&GPUの項目ではCPUの使用割合・GPUの使用割合を棒グラフ・コアごとの複数棒グラフ・円グラフ・使用率のパーセンテージ表示などが設定できます。
 CPUの使用率を確認する事で今システムにどれだけの負荷がかかっているのかがわかるのでチェックすべき項目としては優先度が高いです。

メモリ

 メモリの項目ではメモリの使用割合・実使用メモリ数と空きメモリ数の憑依時、使用率のおアーセンテージ表示などが設定できます。
 メモリの使用割合がわかると今システムにどれだけの余裕があるかがわかるので、これもチェックすべき項目としては優先度が高いです。

ディスク

 ディスクの項目ではディスクの使用割合・リード速度・ライト速度などが設定できます。
 常に表示させる必要はないと思いますが、時折チェックが必要な数字です。

ネットワーク

 ネットワークの項目ではアップ速度・ダウン速度などが設定できます。
 同じくたまにチェックが必要だと思います。

センサー

 センサーの項目ではCPUの温度などが設定できます。
 CPU温度はシステム動作の根っこの部分なので常にチェックできる事が望ましいです。

バッテリー/電源

 バッテリー/電源の項目ではバッテリーの充電状態・実パーセンテージなどが設定できます。
 システム環境設定からもバッテリーは表示できますが、こちらの場合AirPodsが接続されたらそのバッテリも一緒に表示されるので使い勝手が良いです。

時間

 時間の項目は日付・時間について設定可能です。
 システム環境設定からも日付・時間は表示できますが、こちらの場合フォーマットから指定して細かく表示設定できるので使い勝手が良いです。

私はこんな感じで使っています

 私はiStat Menusをこんな感じで使っています。

CPU温度を常に表示してシステムの負荷を測る

 私はMacBookProのメニューバーにCPU温度を表示しており、このCPU温度は6コアのうち一番高い数字が表示されるんですが、数字が高い時はシステムへの負荷が高いという事なので他プロセスを立ち上げないように運用しようと思っているんですが、CPU温度が85度を超えることがほぼないのであまり管理しないで済んでいます。

CPUの使用率を監視してシステムの負荷を測る

 同じくMacBookProの負荷を知りたいのでCPUの使用率を監視しているのですが、基本的に6コアあって6コア全てが50パーセントを超えるのはMacBookPro起動直後だけで立ち上げるアプリを全部立ち上げてしまったらもうパーセンテージは上がってこないのであまり管理する必要も感じないんですが、たまにJavaとかが暴走すると6コア全部50パーセントを超えるので兆候を知る良いマーカーに鳴っていると思います。

メモリの状況を確認する

 使っているMacBookProのメモリが32GBあるのでメモリ不足になる事はほとんどないんですが、私は空きメモリが何ギガあるのかが気になるタイプなのでメモリの状況を使用メモリ・空きメモリの数値で確認しています。
 現状32GB中17GB使っていて15GBの空きがあるという事がわかるので多少重いアプリを動かしても大丈夫なだけの余裕がある事がわかるので良いです。

時間の管理をする

 私は個人的な感覚なんですが時刻表示は「XXXX/XX/XX(X)XX:XX」で表示してほしく(2020/10/05(月)01:15と表示してほしい)、フォーマットを細かく指定するのであればシステム環境設定から日時を表示するよりiStat Menusから表示する方が自由度が高いのでこちらを選んでいます。またこの時刻をクリックするとカレンダーが表示され、そこからMacのカレンダーを起動できるので非常に便利です。

システムの「今」を知るには必要なアプリなので

 iStat Menusはシステムの「現状」を知るのには必要なアプリなので、13ドルが高いか安いかは個人の感覚ですが私は出して惜しい金額だとは思わなかったので導入しましたが、非常に満足しています。
 異常値を示す事は殆どないので出番は少ないと言えますが、異常値ではない数値が出ている事を確認できるのは大きな利点なので、そういう感覚の人には特におすすめします。

まとめ

 というわけで、iStat Menusはシステムモニタリングアプリですが使い勝手が良いのでオススメです、というお話しでした。
 メニューバーで数値を確認したい人には本当におすすめですよ。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!