Apple Siliconの可能性

 どうもこんにちは、Apple Siliconには興味津々で、ノート型のApple Silicon搭載パソコンが販売されたらぜひ買おうと思っている如月翔也(@showya_kiss)です。

 今日はApple Silicon製のパソコンを買ったらどうなるか、という話を発表会の情報と妄想ベースでお話したいと思います。

Apple Siliconとは

 Apple SiliconとはApple社の開発・販売する予定のApple製のCPUを指し、今iPad Proで使われているA12ZチップをMacに乗せて動かすというプロジェクトでもあります。
 A12ZチップはARM系のCPUでAppleがARMのCPUを元に独自で開発しているCPUで、いわゆるiPhone・iPadに使われているAチップの流れをくむCPUなのですが、インテルのCPUに比べるとベンチマークで勝る部分が多々あり、非常に注目されているのです。
 6月23日の午前2時から放送されたWWDCの最後ではApple Siliconについて詳しい紹介が行われ、プレゼンテーションに使われていたBig Surが動いていたMacがApple Silicon搭載だという事が明かされたり互換性の高さをアピールするために色々なアプリケーションやゲームを動かしていてそれがスムーズに動いたりしていたので一部の人は熱狂的な態度で受け入れていたのです。

Apple Siliconを導入する事で

 Apple Siliconを導入する事でAppleに・Macにどういうメリットがあるかと言うと、CPUを自社開発する事で他社のCPU開発に自社の製品計画を邪魔されないというのが非常に大きくあります。
 ここ最近のMacはインテルCPUに依存してきましたが、インテルのCPU開発の遅れによってApple製品に搭載されるCPUが古いものになりがちでCPU的な魅力が薄い、という場合がありましたが、これが自社開発のCPUを使う事で製品開発を自社でコントロールできるため製品のグランドデザインが可能になりますし、性能が頭打ちになりつつあると言われるインテルCPUから飛び出して自社開発のCPUを使う事で年々性能を上げて行く事が可能になるので会社としてもMacという製品としてもメリットが大きいです。
 デメリットとしてはインテルCPUを離脱するのでチップセットへの命令がインテルベースではないのでプログラムを作るコンパイラから書き直さなければならない、今まで存在するアプリをどうやって使うか、という問題があるのですが、Appleは何度かCPUを大きく変えた経験があり、そこからUniversal 2、Rosetta2というシステムを用意する事でCPU移行をスムーズにする方法を打ち出してきましたのでまあ話半分に聞いたとしてもApple Siliconを使ったらアプリ系が全く使えないという事はなさそうです。

MacOSはスムーズに動いていたように見えるので

 WWDCでMac OS Big Surをプレゼンテーションしていた本体はApple SiliconでA12Zを使ったMac miniだという話だったんですが、プレゼンテーションを見る限り動きに問題はなくサクサク動いていたように見えましたし、そもそもAppleは自社で開発したCPUを自社で開発したOSを動かそうとしているので「問題なく動いて」当たり前ですし、Mac OSを使う分には何の問題もないんじゃないかと思います。
 A12Z・メモリ16GB・ストレージ512GBのスペックのわりには重いポリゴン処理もスムーズでしたし4K動画の3ライン表示もつまりなく処理していたのでかなりスペックを生かすようにOSがチューンされているのだと思います。
 まあ大事なのはOSだけではなくその上で走るアプリだという部分も大きくあるのですが、Universal2で「Xcodeのプロジェクトを開いてコンパイルすればApple Siliconで動くプログラムが出力される」というのもありますし、それをしなくても互換レイヤのRosetta2でアプリを動かしてくれると言うので「既存の」アプリはほとんど問題なく動くといいますし、今後のアプリに関してはXcodeをアップデートするだけで問題なく出力できると言うので今後の部分に関しては大きな問題はないと思いますので、普通に使う分でいうと大きな懸念はないのではないでしょうか。
 まあ使ってみないとわからない部分は色々あると思うのですが、私はMacBook型のが出たら欲しいな、と思います。

iPhone・iPadのアプリも動くと言うので

 そして結構見逃せない発言として、Apple Siliconを載せたMacではiPhone・iPadのアプリが動く、という発言がありました。
 MacのApp StoreからiPhone・iPad向けのアプリがダウンロードできて使えるというのです。
 これってMac上でiPhone・iPadのアプリが動くって事は、iPhoneの小さな画面でなくMacの大画面でiOS用のゲームやアプリが楽しめるって事ですよね。
 現状スマホの仮想化についてはAndroidは仮想化の手段がありましたのでMac上でアプリを使えましたが、これからはiOSのアプリも仮想環境ではなく「直接」Macの上で動かせるという事なので、持ち歩きはiPhone・家の中ではiPad・腰を据えて使う時にはMacでアプリを使う、ゲームをするという選択肢が増えるわけなので非常に良いと思います。というかとんでもなく良いです。それを望んでいたんです。

Parallels Desktopが動いていたので

 そしてプレゼンテーションで動かしていたアプリで、「Parallels Desktop」でLinuxを走らせていたのを見ましたので、Parallels Desktopが動くのは確定筋です。そしてParallels Desktopが動くという事はほぼ確実にWindowsが仮想化できるという事なのでWindows on MacをしたいのであればApple Silicon製の選択肢があるという事です。
 Parallelsが動くという事は後を追ってVMWareやVirtualboxが仮想化のソフトを出してくると思いますので、仮想化関係には大きなメリットがありそうです。
 個人的にはAndroidを仮想化するBlueStacksがApple Siliconに対応してくれるかが注目なんですが、Virtualboxが対応すればBlueStacksの対応も早いと思いますので今から楽しみに待っています。

これで販売価格が安ければ時代の分かれ目になると思います

 Apple Siliconについては(私から見て)良い事尽くめで非常に良いんですが、重要なのは普及価格帯のモデルがいくらになるかで、MacBookで12インチ〜13インチ、値段が65000円〜10万円くらいのが普及帯として出るんじゃないかと言われていましたが、それが本当なら素晴らしいことです。是が非でも「買い」です。
 価格を予測する情報として、開発者キットのA12Z・メモリ16GB・SSD512GB・Mac OS Big Surの搭載されたMac miniが500ドルで貸し出しされているので、そこから考えるとApple SiliconのCPU自体はそんなに高価じゃないと思うんですよね。
 それをパッケージ化してMacBookの形に押し込んだ時にいくらになるのかという部分は非常に気になっていて、これが本当にお値段お安めで出てくれるのであれば市場に「安価なMacという選択肢」が生まれるので次第の分かれ目に立ち会える可能性があると思っていて、だとしたらすばらしい事なのでぜひ立ち会いたいと思います。

まとめ

 という訳でApple Siliconには希望がいっぱい、是非欲しい、というお話でした。
 今年のiPhone発表会あたりがApple Silicon搭載のMacBookの発表時期になるんじゃないかなと思っているので、これからAppleの動向を見ていこうと思います。

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