WordPressのサイトヘルスで警告が出たので、他

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 どうもこんにちは、最近ガチャの調子が非常に良く今までにない運の良さを発揮しているので原因は何だろうと思いつつも今までの人生は運がなさすぎたので取り戻しているのかしら、と思う如月翔也(@showya_kiss)です。
 今日はWordPressのサイトヘルスが警告を履いたので対処した、というお話をしたいと思います。

WordPressとは

 WordPressとはブログ運営ソフトの1つで、レンタルサーバーにPHPという言語を使ってインストールするプログラムです。とはいえ難しいものではなく、レンタルサーバーを借りたら借りた時についてくる設定を元に、FTPソフトでウェブからダウンロードしてきたファイルをアップロードした後ブラウザでブログURLにアクセスしてついてきた設定をそのままコピペすればブログが立ち上がるという簡単なソフトなのです。
 簡単にインストールできるのにできる設定が多くオープンソースで開発されているので改良プランも多くあり、非常に人気のあるブログソフトです。
 私はこの「きさらぎ めも」を中心に7個のブログをWordPressで運営しているのですが、設定や管理が非常に楽なのにカスタマイズできる部分が多く見た目も表示も好きなように設定できるので非常に重宝しています。
 WordPress.comという公式サイトでレンタルサーバーすらなしでお試しができるのでそこで試してみるのも一つの手だと思うんですけど、レンタルサーバーなんて月にコーヒー1杯のお金でレンタルできて自由にいじれるので、興味のある方は思い切ってレンタルサーバーを借りてインストール・運用を試してみるのが良いと思います。

サイトヘルス診断機能とは

 サイトヘルス診断機能とはWordPress5.1から追加された機能で、ブログサイトの安全性を健康に見立ててサイトの健全性を評価する機能です。
 WordPress5.1のバージョンからあった機能なんですが、WordPress5.2以降ログインした時に表示されるダッシュボードにサイトヘルスのお知らせが表示されるようになりまして、重要度の高い項目については「致命的」と表示してくれるので非常にショッキングで目を引くのです。
 もちろん致命的というのですから放置して良い問題ではなく警告程度なら良いのですが致命的という表示にはすぐに対処した方が良く、それを教えてくれるという意味では非常に優れた機能です。
 しかしプラグインのアップデートがある時点で「致命的」が1件確定するなど、「致命的」という言葉の使い方が雑というか目立てばいいんでしょ的な部分は若干気になり、いちいち対処していればいいんですが面倒くさくなった時に本当に致命的な警告を見逃す原因になるので「致命的」という文言の安売りはやめた方がいいと思うんですよね……。
 とりあえず今日は「致命的」が1件あったので対処しました。

データベースが古いといい警告だったので

 今日発生していた「致命的」な警告なんですが、「データベースが古すぎる」というものでした。
 私のWordPressの一番古いサイトは相当前に設置したものなのでデータベースがMySQL5.1だったんですが、今の推奨は5.7らしく、せめて5.6以降に更新しなさいよ、という内容のようでした。
 とはいえデータベースの引っ越しは結構大きな問題で、引っ越しに失敗したら存在するデータがすべて消えるインシデントなので迂闊には手を出せないんですよね。
 そこでどうしようか悩んでいたんですが、私の使っているレンタルサーバーであるさくらインターネットではデータベースの移行作業を自動でやってくれるサービスがあるのでそれに注目しました。結果から言うと私の場合駄目だったんですが、よほど古くからブログをやっている人でもなければ大丈夫そうなので、さくらインターネットを使っている人で「データベースが古すぎる」と言われた人はコントロールパネルから「Webサイト/データ」から「データベース」の項目をたどって「データベースアップグレード機能」を使えないかを見てみるといいんじゃないかと思います。
 私の場合結果から言うと「データベースアップグレード機能」をクリックしても移行したいデータベースが出てこない状態だったので(多分データベース名設定無しが悪かったかテーブル数が5000を超えていたためだと思われる)その機能での移行はできないという判断だったので、ちょっとというか結構悩んだんですが手作業で引っ越す事にしました。

データベースのエクスポートとインポート

 自動ツールで引っ越せないので手作業で引っ越すとして、方法としてはMySQLを直接操作する方法があるのですが、それはあまりにも危険すぎる(本当にデータが消し飛ぶ恐れがある)のでさくらインターネットさんのMySQLには「PHPMyAdmin」というツールが提供されておりそれを使う事でデータベースのデータのエクスポート・インポートができるのでそれを使って引っ越す事にしました。
 さくらインターネットさんの場合インポートできるファイルの上限が16MBなんですが私のブログは24MBほどありまして、アップロードできずに死ぬかと思ったんですが、エクスポートする時点でファイルをzip圧縮する事でインポートするファイルのサイズを小さくできるという方法を調べられたので問題なくインポートする事ができました。
 古い環境のデータベースではデータベース名を設定しないで使っていたんですが新しいバージョンのMySQLはデータベース名の指定がマストで、これどうやってインポートすればいいんだろうと思ったんですが、適当(適切)な名前のデータベースを作ってそこにインポートし、WordPressの設定ファイルでデータベース名を指定してあげれば良い事に気づいたので問題なくインポートする事ができました。
 WordPressの設定ファイルを間違って上書きして2つのブログの内容が同一になってしまう事故はありましたがPHPmyAdminでデータベースの中身を見て設定項目を逆算して設定し直して無事復旧する事ができたので、現在引っ越したブログは問題なく表示されていますし元データベースのパスワードを変更してもブログ自体は問題なく見られているので引っ越しは無事終了したものと見ています。
 WordPressはデータベースにアクセスして都度HTMLを吐き出す仕組みになっているのでデータベース周りのエラーがあると即座にサイトが見られなくなるので今問題なくサイトが見られているという事は引っ越しは無事終わったものだとみなしていいと思うんですが、ちょっと怖いので引越し元のデータベースは1ヶ月くらい保存しておこうと思います。

とりあえず問題なさそうなので

 データベースやPHPはそんなに詳しくないんですが、とりあえず調べた範囲で「取り返しがつかない」方法は避けながら作業する事でなんとか無事引っ越しが終わったようです。
 普通にブログしているだけの人であればそもそも自動引っ越しツールで終わっている問題だと思うので、私と同じ環境にある人は少ないと思うんですが、もし同じ環境にある人がいた場合、PHPMyAdminからエクスポート・インポートで対処可能です、という事をお伝えしたいと思います。
 この「きさらぎ めも」にたどり着いた人なら詳しい方法は簡単にググれると思うので詳細は省きますが、PHPMyAdminを使えば結構楽勝で引っ越しができます。

 この方法、多分なんですけどURL移転を伴わないサイトの引っ越し(レンタルサーバーを移動する)場合に使える方法だな、と思っていて、私は今年いっぱいで2つ借りているレンタルサーバーを1つにまとめようと思っているので、TIPSとして方法だけメモっておきたいニーズなので記事に残しておきます。

 WordPress関係は調べればいくらでも記事が出てくるので、勉強がてら調べながら色々するのは楽しいですよね。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!


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