Bearサブスク期限前にSimplenoteが直ったがもうSimplenoteには戻れない

 どうもこんにちは、優柔不断で一度決めた事が二転三転する割に気づいたら「一番最初」の決断を通す可能性が非常に高い事に気づいてこれ優柔不断みたいだけど頑固なんじゃないの、と思っている如月翔也(@showya_kiss)です。

 ギリギリの期限の話なんですが、先月Bearのサブスク課金を登録しまして、このアプリ非常に良心的な設計になっているので初めての登録時はまず1ヶ月無料体験が走るんですよね。そして無料体験が明日までで、キャンセルするなら今日までが期限なんですが、このタイミングで今まで使えなくなっていたSimplenoteがアップデートで使えるようになりまして、Bearのサブスクを切るなら今しかチャンスがないんですが、色々考えた結果Bearはサブスク課金してしまって、Simplenoteは引退でいいな、という結論に達しました。
 それまでSimplenoteを使うようになった経緯からSimplenoteを諦めた経緯、Bearに乗り換えた経緯、なんで今回Bearを継続する事にしたのか、という部分をお話して行きたいと思います。

Simplenoteを使うようになった経緯

 もともと私はガジェット好きのOS好きなので数多くのデバイスを持っているんですが、全ての環境でメモを同期したいというニーズが常にあったんですよね。

 パソコンで取ったメモをiPhoneで編集したい、iPhoneでメモった内容をパソコンで清書したい、サブユースのパソコンで出先で艦これの艦隊を決めてメインユースのパソコンで艦これをしながらメモを参照したい、という明らかなクロスプラットフォーム要求があって、今では簡単にできる事なんですが10年も前だとそもそもクロスプラットフォーム自体が立ち上がっていなかった時期なのでニーズも少なく、対応するサービス・ソフトも殆どなかったんです。
 当時はEvernoteというサービスがあり(今もありますが)、無料のサービスの範囲内でWindows/Mac/Linux/iOS/Androidの全てに対応したクライアントを配布してクラウドでメモを取らせてくれるサービスだったので好ましいと思って積極的に使っていたんですが、Evernoteのサービス改変で無料範囲ではデバイス2台にしかノートを同期できなくなってしまったんですよね。
 当時はとても困ってEvernoteを年額課金したんですが、メモの同期に年間5000円払うの?という部分が非常に腹立たしいと言うか納得できなかったので色々探してOneNoteとかも試したんですが、私のニーズは「テキストのメモを同期したい」なのでOneNoteみたいな高機能だと逆に使いづらかったんですよね。
 そんなこんなで色々探しているうちにAutomatic社のSimplenoteというサービスと出会いまして、これ完全無料のサービスなんですがWindows/Mac/Linux/iOS/Androidに対応していてメモをクラウドで同期できるのです。一瞬で。メモのタグ付けも可能で検索能力もそこそこ高く、私のニーズと完全に一致しているので非常に喜んでEvernoteから乗り換えたのです。

なぜSimplenoteをやめる事になったのか

 EvernoteからSimplenoteに乗り換えて2年ほど経っても「Simplenoteでいいなぁ」と思っていたんですが、1年ほど前のアップデートから日本語(というか多分マルチバイト文字)の処理がおかしくなりまして、エディタ画面で文字を打ち込んでいると変換前の文字が化けたり、文字列中に半角英数が入るとその後の変換前の文字列が化けたり(どっちも確定すると直る)という相当怪しい挙動をしていたんですが、慣れてさえしまえば気にはならない、という事で使い続けていました。
 しかし先月、2019年の12月のアップデート後、日本語の処理がさらにおかしくなりまして、1行書いて1文字消そうとしたら1列が全部消える、確定した文字がエディタに反映されない(でも検索には引っかかるのでテキストには格納されている模様)という状態になりまして、流石にこれでは使えない、という状態になったのです。
 まあエディタとして使わないでテキストをコピーペーストするだけで使うとかの方法では使えなくもなかったんでしょうが、メモとして使うニーズである以上エディタ画面が使えないのは論外、という事でアップデートから1週間経っても問題が解消されないのでコレは無理、と思い引っ越しを決意したのです。
 考えてみれば日本語周りの挙動がおかしかったのは1年近く前の話ですし、この「おかしい」アップデートもしばらく続くんだろうな、と思ったんですよね。

Bearに乗り換えた話

 そこで色々考えて乗り換え先のサービスを探したんですが、クラウドメモはEvernoteとOnenoteが強すぎて他の選択肢がないんですよね。
 「サービス」として探した範囲では代替案になるものがなくて困り果てていたんですが、クロスプラットフォームを「Mac&iPhone&iPad」に絞るのであればBearというエディタアプリがあると知って試す事にしたのです。
 Bearはアプリとしては無料アプリなんですが有料で月額150円・年額1500円支払うとクラウド同期機能がオンになり、複数台のMacやiPhone・iPadとの間でメモを同期することが出来るのです。エディタとしても機能が高く使いやすいアプリで、Evernoteと比べると年額も3分の1以下ですし使ってみると使う範囲の機能が凄く優雅にできていて、アプリを使っていて気分が良いのです。
 機能としては生きていた時のSimplenoteの上位互換で、機能的に勝っている部分はあっても負けている部分は「Windows/Linux/Androidのアプリがない」くらいですし、クロスプラットフォームについては私の中で結論が出ていて「Mac・iPhone・iPadで十分」という結論なのでマイナス面は何一つなく、非常に気に入ったので年額購入するつもりでサブスクリプション登録をしました。それが1ヶ月前の話です。
 1ヶ月バリバリに使ってみても不満はなく機能的にも十分なのでこのままサブスクリプションを継続して年額課金しよう、と決めていました。

Simplenoteが復帰した話

 Bearが気に入って年額課金まであと1日、というところで、MacのApp Storeアプリが一つのアップデートを表示してきました。
 Simplenoteの更新で、内容は「マルチバイト文字の対応」という事を英語で表示していました。
 まさか……と思ったんですが念の為アップデートしてSimplenoteを起動した所、問題だった挙動が改善していました。1文字消したら1行消えるのも、確定した文字が反映されないのも修正されており、それどころかその前から起きていた変換前の文字化け・半角英数混じり文字の文字化けも修正されていたのです。
 ぶっちゃけSimplenoteから引っ越した原因が全て修正されているのでSimplenoteに戻らない理由がなく、Bearは年額1500円ですがSimplenoteは無料なので比較対象にすらなりません。戻らない余地がない話だと思います。

なぜBearを継続する事にしたのか

 しかしまあ血相を変えて設定をしなおし、Bearで書いたメモを手動でSimplenoteに移動してみて、しみじみとアプリとしての完成度の差を感じさせられました。
 ノートのソート方法1つでもBearの方が多彩ですし、タグ付けだってBearはドラッグアンドドロップで出来るところをSimplenoteは手入力です。タグのないノートの表示もBearではできますがSimplenoteはモバイル版アプリじゃないとできないですし、タグの階層化なんかの機能もBearが圧倒的に優れています。
 Simplenoteをこき下ろすつもりなのではなく、Simplenoteはシンプルなメモ同期アプリなので機能は必要十分、自分にとってはBearの「もうちょっと色々やってくれる」感じが非常に良い、という感じなんですが、この差に年間1500円は払えるな、3000円でも大丈夫だ、と思ったのでサブスクリプションは切らずに継続し、メインのメモはBearにしてSimplenoteは引退しよう、と思ったのです。

 まあ有料アプリと無料アプリを同じ土俵で戦わせるのに無理がある話なんですが、「便利さに課金」っていうのはありだと思うので、今回の選択は自分の中ではアリだな、と思っています。
 Bear、いいですよ。

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