写真の整理について

この記事は約 9 分で読めます

 どうもこんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
 今日はMacを使って撮影した写真の管理をする方法についてお話したいと思います。写真.appで管理してもいいんですが、私は年月ベースのフォルダにオリジナルを保存してクラウド保存し、それとは別にイベントフォルダでオリジナルのコピーを置いておきたいニーズなのでそのように管理する方法についてのお話しです。

MacとiPhoneの写真管理には「写真.app」があるのですが

 MacとiPhoneの間で写真管理をするには「写真.app」があるのですが、写真.appは写真が一覧で表示されるだけの簡単仕様なので10年以上前の写真が入っているだとか1000枚単位での写真を使いたいだとか言う場合に使いづらく、そして致命的なのは写真.appは手動でiCloud以外のクラウドに保存する方法がないのでiCloudを使っている人以外にはバックアップの手段がないのです。
 また近々AppleがiCloudにアップしている写真をサーチして児童ポルノを通報するという話になっているんですが、自分の子供の水遊びの写真なんかが性的判定される危険性はゼロではなく、アカウントを凍結されると持っている写真全部が消えるので写真.appで写真を管理するのはお薦めしないのです。

私は年月フォルダに写真を保存したいニーズなので

 私は自分の持っている写真は撮った年月で分類して年月フォルダに収めたいニーズがあるので写真.appでは駄目ですし、そもそも2003年からの写真があるので写真の数も種類もイベントも多くて、ルールを決めて一元管理しないとデータが散逸して間違って消す可能性があり看過できない問題なのです。
 写真のコピーについてもマスタは1枚年月日フォルダに保存、コピーはイベントフォルダに置くだけ、というのを徹底したいのでそういうセッティングをしたいと思います。

保存したフォルダはpCloud/OneDriveでクラウド同期しておきますし

 もちろん年月フォルダに保存した写真ファイルは私が契約しているクラウドストレージサービスのpCloudとOneDriveを使ってクラウド同期しておきますし、メイン目的は綺麗に分類されたフォルダをクラウドでバックアップするのが目的なのでクラウドの設定は抜かりなく行います。
 具体的に言うとピクチャフォルダをクラウド同期しておいて、その中に年フォルダ、年フォルダの中に年月フォルダを置いておいて自動同期する形にしています。

保存したフォルダはAmazon Photosで無制限にバックアップを取っておきます

 また私はAmazonプライム会員なのでAmazon Photosで写真を無制限にバックアップ可能なので、Amazon Photosアプリを使ってピクチャフォルダを監視して写真が追加されたらすぐにバックアップが走るようにしています。
 これでpCloud・OneDrive・Amazon Photosでバックアップが3つあるのでそう簡単に写真は消えないはずです。

そのためにはまず「イメージキャプチャ.app」で写真を取り込むところからです

 という訳で、複数のクラウドを噛ませて写真を年月フォルダに保存するには、一番簡単な方法で言うと「イメージキャプチャ.app」を使う事です。
 iPhoneをLightningケーブルでMacにつなぎ、イメージキャプチャ,appを開くと取り込む写真一覧が表示されるので取り込む写真を選択します。初回は全部選択して仕分けした方が早いので全部選択してダウンロードしてしまいます。

大量のファイルを処理する場合Photo Tidyという有料アプリを使うと楽かも知れません

 ダウンロードしてきた大量のファイルは手動で年月フォルダに移動するんですが、枚数が多くて大変だと思う場合、App Storeで250円でPhoto Tidyというアプリが買えるのでそれを使うと楽です。
 Photo Tidyを使うと写真のデータに従って「年月日フォルダ」か「年月フォルダ」のどちらかを掘ってそこにファイルをコピーしてくれるので、仕分けが完全に終わったのを確認してから元データを消せば良いので安心です。
 2回目以降の作業についてはそもそもイメージキャプチャ.appでダウンロードするファイルを差分だけにすればいいので(前回整理した以降のファイルをダウンロードすれば良いので)Photo Tidyの出番はないと思いますが、半年スパンとかで整理するならPhoto Tidyがあった方が楽ですよね。

年月フォルダにファイルが分類されたらイベントフォルダに必要なファイルをコピーします

 作業の結果年月フォルダに写真ファイルが分類されたら、ピクチャフォルダの年フォルダの並列にイベントフォルダを作ってそこに個々のイベントのフォルダを掘って、必要なファイルを年月フォルダからコピーしてきます。メインはあくまで年月フォルダの写真なのでイベントフォルダはコピーのみで構成します。
 ここをグダグダにすると写真管理がグダグダになって結果間違って写真を消す、データがロストする結果になるので要注意です。

Notionで写真の年月ページを作って年月フォルダの写真全てを貼り付けます。

 年月フォルダ、イベントフォルダができたら、今度は各フォルダをNotionに貼り付けます。
 年月のツリーを作って月のページに写真を貼り付け、イベントのツリーを作って個々のイベントのページに写真を貼ります。
 しなくても良い作業なんですが、第4のバックアップという意味と、アルバム形式で見られるので普通に便利なのでNotionを使うのはお薦めです。
 無料でも写真1枚5MB以下ならオーケーですし、月5ドルで容量無制限のファイル置き場として使えるので超お薦めです。
 私は課金しているので1枚25MBになるApple ProRAWも保存しまくっています。ProRAWはNotion上でプレビューできないので出来るようにして欲しいです。

クラウド、バックアップについては一度設定をしてしまえばフォルダを追加しても自動で反映しますし

 先程上げたpCloud、OneDrive、Amazon Photosについては1回設定さえしたげればファイルを追加したら勝手に同期・バックアップされるので安心です。
 ただ一点注意なのは、「同期」の場合ローカルでファイルを消したらクラウドでもファイルが消える点です。Amazon Photosならローカルを消してもクラウド上にファイルが残りますがpCloudとOneDriveについてはファイルが消えるので注意しましょう。

とにかくファイルをなくさないようにするには複数のバックアップが必要なので

 写真ファイルは個人的なもので、あなたが無くしたら永遠に消える可能性があるものなので、とにかく写真をなくさないようにするには複数のバックアップが必要です。
 同期ではミスして消した時に一緒に消えるのでAmazon Photosみたいにバックアップ形式なのか、あるいはNotionのようにファイルを1回アップしたら書き換えるまでそのままであるサービスを噛ませて保存しておくのがコツなので意識しておくと良いです。
 ファイルをなくさない、という意味ではいっぱいコピーを作っておく選択肢もあるんですが、複数あるとどれがマスターなのかわからなくなるのと、「複数あるはずだからこれは消してもいいな」とコピーのないファイルを消す事件につながるので、マスターは年月フォルダ、コピーはイベント、それ以外には無闇にコピーしない意識をつけると良いと思います。

まとめ

 という訳で、「写真.app」を使わない写真管理の方法についてのお話しでした。
 かっちり管理できるので整理整頓が好きな人には向いていますし、あるべきものが確実に年月フォルダにあるのでファイル整理が苦手な人にもお薦めですよ。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!


Warning: Undefined array key "url" in /home/c2855771/public_html/techblog.show-ya.blue/wp-content/plugins/donorbox-donation-form/donorbox_embed_campaign.php on line 168