Parallels Desktop for M1Macの正式版が提供されたので

この記事は約 9 分で読めます

 どうもこんにちは、今月予想外の出費が多かったんですがそれに加えてソフトウェア課金もする事になったので来月の支払いが厳しい金額になりそっと「後から返済」で3回払いに切り替えた如月翔也(@showya_kiss)です。
 今日はParallels Desktop16.5、いわゆるM1搭載Mac向けのParallels Desktopの正式版がリリースされたので早速買った、というお話を中心に戯言編成でお送りしたいと思います。

M1搭載MacBookAirは素晴らしい製品です

 M1搭載MacBookAirは今サブマシンとして使っているんですが、非常に素晴らしい製品です。
 インテルCPUをやめてApple SiliconであるM1チップを採用し、極限までパフォーマンスの向上と低発熱、バッテリー消費の少なさをとことん追求して作られた製品で、今までのインテルMacに比べて4分の1の値段で最高スペックのインテルCPUを使ったMacBookProと変わらないベンチマークスコアを叩き出すのです。
 CPUの変更によって命令セットが変わるのでインテルCPU向けのアプリの互換動作が難しいのではないか、速度が出ないのではないかと危惧されていましたが蓋を開けてみたら物凄い互換性でほぼ100パーセントの動作をし、速度も爆速なので非常に評価が高い製品となったのです。
 私はメインPCにMacBookPro15インチ(2018年モデル)を使っているのですが、スペック的にはM1搭載MacBookAirでも大差がなく、逆にKernel Taskの暴走を気にせずに使える分M1搭載MacBookAirの方が使いやすいんじゃないかと思っているくらいです。

しかし仮想化環境に正式版のものがなく決定打に欠けていたのです

 しかしM1搭載MacBookAirには欠点もあって、いわゆる仮想化環境に正式版のソフトウェアがなく、Mac上でWindowsを動かす・Mac上でLinuxを動かすというのに正式な方法がなかったのです。
 仮想化環境についてはそのものがM1搭載MacBookAir対応である必要がある上にホストされるOSもARM対応版でないといけないという制限があるので非常に難しい状態で、一応WindowsやLinuxを動かすプレビュー版のソフトウェアはあるんですが正式版ではなく購入できないので「お客さん」として使う事ができない状態なので仮想化環境という点では決定打に欠けていたのです。

ですが本日Parallels Desktop16.5がリリースされました

 ですが、本日Parallels Desktop16.5がリリースされました。M1搭載Mac対応の正式版です。
 これで仮想化する側のソフトウェアは正式版になったので、OSさえ用意できれば大手を振って仮想化環境を使う事ができます。
 私と長男はM1搭載MacBookAir上でWindowsアプリを動かすためにプレビュー版のParallels DesktopとARM版Windows10のテクニカルプレビュー版を組み合わせて仮想化環境を作ってアプリを動かしていたんですが、Parallels Desktopが正式版になる事で正規のサポートが期待できるようになるので非常に喜ばしく、ウェブニュースの前で快哉を叫んだのです。

正式版リリースに伴いプレビュー版が使えなくなったのでライセンスを買いました

 というわけで今までプレビュー版で提供されていたものを無料で使っていたんですが、今日からプレビュー版は廃止されて正式版の販売が開始されたのでライセンスを購入しました。
 もともと私がMacBookPro15インチ(2018年モデル)で使っていたParallels Desktop16のライセンスはそのままアップグレードして16.5になって私のM1搭載MacBookAirに引っ越しになったんですが、長男の分のParallels Desktopがなかったのでライセンスを購入しました。プレビュー版を使っていた人だけの特典でライセンス20パーセントオフがあったので新規版を値引きして貰って買いました。インテルMac版の場合BootCampからのアップグレードが可能なのでいきなりアップグレード版を買えば安く済んだのですが、M1搭載MacBookAirにはBootCampがないのでアップグレード版でなく新規ライセンスが必要です。
 こういうソフトウェアに出すお金は惜しくないので、どんどん便利なソフトを出して財布にダイレクトアタックしてくれればいいと思います。

ライセンス認証も無事終わり、ARM版Linuxも仮想化できるのを確認したので

 Parallels Desktopのアップグレードも終わり、ライセンス認証も無事終わってARM版Windows10のテクニカルプレビュー版が動くのを確認し、ついでにARM版のLinux(Ubuntu20.04LTS)も仮想化で動くのを確認したので、これから便利に使っていこうと思います。
 ARM版のWindows/LinuxについてはM1搭載MacBookAir(16GB/256GBモデル)でサクサク動作しますし、両方立ち上げても動作に遅延などの問題はないので完成度が非常に高いと思っていて、素晴らしいと思います。

あとはARM版Windows10の正式ライセンスが発売されれば完璧ですね

 仮想化環境のParallels Desktopは正式版がライセンス開始されたので、あとはARM版Windows10の正式ライセンスが発売されれば完璧だな、と思います。
 今のテクニカルプレンビュー版のARM版Windows10が普通に動作する分には十分なスペックがあるのでもう販売してもいいと思っていて、ラズパイとかARM版のWindows10が入れば面白いデバイスはM1搭載Macだけではないので、ちょっとお高くてもいいので2万円前後で1ライセンスが買えるようになればかなり面白いと思うんですよね。テクニカルプレビュー版を続けてもマイクロソフトの懐が潤うわけではないので売るなら売るで早くしてしまえばいいと思いますし、売ってからサポートを充実する方法もあると思うので早くライセンスについては動きがあってくれればいいと思います。

できればBlueStacksかNoxPlayerのM1搭載Mac対応版が早く出てくれるといいんですけど

 という訳でMac上でWindows10を動かす部分とLinuxを動かす部分には目処がついているので、私としては使いやすいAndroid仮想化環境、できればBlueStacksかNoxPlayerのM1搭載Mac対応版が早く出てくれれば完璧だな、と思います。
 今Androidでしか遊べないゲームって実際あるんですが、それがM1搭載MacBookAirで仮想化して動くのであればM1搭載MacBookAirはWindows/Mac/Linux/Android/iOSの全てのプラットフォームが動く化け物環境になるのでぜひその方向性で成長して欲しいと思います。
 M1搭載Macについては現状で十分強い環境なんですが、今から立ち上がる部分が大量にあるので、「これから整備される」「これから良くなる」余地が色々あるので将来性が非常に高く未来が楽しみなPCなので、これからの助教を見守っていこうと思います。

まとめ

 という訳で、いわゆるParallels DesktopのM1搭載Mac対応版がリリースされたので早速課金した、というお話を中心に戯言編成でお送りしました。
 M1搭載MacBookAirについては良い未来しか見えないので本当に楽しみです。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!


Warning: Undefined array key "url" in /home/c2855771/public_html/techblog.show-ya.blue/wp-content/plugins/donorbox-donation-form/donorbox_embed_campaign.php on line 168