デバイスにはパワーが必要だ(テーマ記事)

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 どうもこんにちは、新型コロナ関係ではほぼ損害を受けていないので国民一律給付があるのだったら経済を回すために何らかのデバイス、できれば今年の9月に発売されるiPhone12を買おうと思っている如月翔也(@showya_kiss)です。

 今日はテーマ記事として、「デバイスにはパワーが必要だ」というお話をしたいと思います。

なぜデバイスを購入するのか

 そもそもデジタルデバイスというのは購入しないと増えないものなんですけども(人から譲り受ける事もあるでしょうが本質的には誰かが「欲しい」を思って入手したものか、その成れの果てであるはずです)、人はなぜデバイスを購入するのかと言うと、ざっくりと分けると「どうしても」と「なんとなく」です。
 割と身も蓋もない分け方なんですが、現状に不満がありその問題を解消すべく必要な理由があって「どうしても」入手せざるを得なかった人と、欲しいのに理由はいらずただ欲しいから欲しいという「なんとなく」購入する人のどちらかに分類されると思うんですよね。
 そして「どうしても」欲しい人には改善したい現状があり、「なんとなく」欲しい人には見たい未来のヴィジョンがあると思うので、基本的にデバイスを導入すると言う事は何かを変えたいというニーズが必ずあると思うのです。

デバイスには何を求めているのか

 ではデバイスを購入する時に何かを変えたいニーズがあるとして、買うデバイスには何を求めているのかと言うと、現状を変えるパワーだと思うんです。
 今満足している・していないに関わらず、デバイスを導入する事によって「そのデバイスがもたらす性能」によって現状がより良い方向に向かって行く事を望んでいると思うんですよね。
 なので基本的に物理的なデバイスに対して私達が望んでいるのは現状を変えるパワーであって、アルミで作られた箱状の物体そのものではなくその中に秘められた性能によって劇的に現状が変わる未来を求めているのだと思うのです。

その性能の面で劣っていてはならない

 変えたい現状があって、そのためにデバイスを購入するのだとすると、その変えたい現状を左右する性能の面において、新しいデバイスは古いデバイスに劣っていてはならないと思うのです。
 古いデバイスに劣っているのだとすると新しいデバイスを導入した時のメリットが「並行処理ができる」というメリットしかなく、そのメリットでいいのであれば良いのですが現状を飛躍的に改善するには性能が飛躍的に改善されていないと難しく、夢を託すデバイスには託される夢に等しいだけの性能が付与されているべきなのです。
 少なくともデバイスを導入すると決めた理由である範囲については新しいデバイスは最高の性能を誇っているべきであり、それによって現状を大きく買えるものでなければ意味がないのです。

汎用性のあるものなら全てのスペックが必要だ

 もちろん局地戦用の尖った性能のデバイスも重要ですが、汎用性のあるものを購入すべきなのであれば「汎用性」を貫き通す必要があるので、それに関連する全てのスペックを高い水準で満たしている製品が必要なのです。
 汎用性を求める場合その汎用性が他の専門製品を凌ぐレベルで統一されていれば他の製品が要らなくなるわけですし、その場合デバイスを移動して環境を変える必要がなくなるので利便性が高くなり、結果として汎用性の高い製品のスペックが高いと生活全体の満足度が向上するので汎用製品こそ高スペックが必要なのです。

陳腐化してからでは遅い、陳腐化する前に次のデバイスに移動するべきだ

 とはいえ高スペック高性能、とばかり言っていますがコストパフォーマンスの問題や資金そのものの問題があって苦しい場合もあると思うのですが、それを踏まえてもあえて高スペック製品を押します。
 なぜかと言うと、特にコンピューター関係の製品はそうなんですが、製品の陳腐化が早いのです。陳腐化が早いということは満足度が下がっていく勢いが強いという事なので生半可な製品は購入してからあっという間に満足ではなくなってしまう事を意味するので、少しでも長く満足して使いたいのであれば高スペック製品を購入して使うしか方法がなく、生活の満足度に与える影響という意味でのコストパフォーマンスでいうと高スペック製品の方が高いと言えるのでそこは注意が必要だと思います。

不満から満足に格上げされるデバイスは少ない、逆は多いだろう

 購入したデバイスについて、「当初は満足だったがだんだん不満がたまってきて」という動線はよく見るのですが、逆に「当初は不満だったがだんだん便利になってきて」という製品はとても少ないです。
 黎明期の新デバイスならソフトウェア周りが不便で使っているうちに整備されてきて便利になる、というのはあるかも知れませんが、そうでないものについては使っているうちに陳腐化(というかソフトウェアの要求性能が高くなって使いづらくなってくる)してきてどんどん不満になっていく、というのが多いです。
 そういう意味では購入当初の満足度がマックスなので、マックスの数値を上げる事で下がっていった時に長く満足の状態を継続する事ができるという訳ですので、今購入する製品に妥協するのは最終的な満足度を下げる結果になるのです。

デバイスにお金を出すなら「満足」を買わなければ意味がない

 上記から言うと、デバイスにお金を出すのであれば製品そのものが「満足」という物を買わなければ買った当初から満足できず徐々に満足度が低下して不満になる、という結果になるので、それならば製品を購入する意味が薄いのです。
 もちろん最悪を下回る環境があり「最低限を確保したい」ニーズで製品を購入する事もあるでしょうが、それは本質としては穴埋めであって追加ではないのです。不満足にパッチを当てる動きは必要な場合は必要でしょうが、新しいデバイスを買う、未来を買うという意味では「今」満足できる製品を充当しなければならず、そしてそのためには性能の高い製品を導入する必要があるのです。

デバイスにはパワーが必要だ

 という訳で、導入するデバイスにはパワーが必要だ、というお話でした。
 実例を上げて言うと、私はWindowsからMacに移行したタイプなんですが、最初に購入したMacBookProは13インチのCTOモデルで特盛にしたスペックだったのでMacに移動した時点で製品のスペック的には大満足の製品で、Macを使うのにおいて機械的な不足は一切なかったのです。そして性能に足を引っ張られずに使う事でMacを正当に評価する事ができ、私としては非常にMacが優れていると思う、という結論に達したのでそれからMacBookProを使い続ける事にしました。
 MacBookPro13インチが陳腐化する前に新しいMacBookProを買おうと思いMacBookPro15インチのやはりCTOの特盛モデルを購入したのですが、購入してそろそろ1年になりますが全く陳腐化しておらず性能の底が見えないほどの高性能を享受できているので生活に与える満足度は非常に高く、コストも相当かかったのですがかけただけの価値がある、それ以上の価値があると思うので全く問題ないです。
 同じようにiPhone、iPadも当時の最新フルスペックを購入して長く使っており未だに満足しているのでこの買い物の仕方は間違っていないな、と思っていまして、そろそろiPhoneが陳腐化するタイミングだと読んでいるので今年辺りiPhoneSE2ではなくiPhone12の方をMaxモデルで買おうかな、と思っています。まあ資金は苦しいんですがなんとか捻出できればいいなと思います。ぶっちゃけコロナ支援金が出たらそれをあてようかなと思っているんですが、支援金出るんですかね……。

まとめ

 デバイスを導入するには理由がある、その理由を充足させるにはスペックが必要、スペックがないと陳腐化が早く満足度が下がる勢いが多い、なのでスペックの高いデバイスを購入すべき、というお話でした。
 それほど収入がある方ではないんですが、だからこそ無駄な買い物はできないので、買う時は一番良いのを買って長く使うようにしているんですが、そういう考え方もあるよ、というのを感じて頂ければな、と思います。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!